小学館文庫 キャラブン!<br> こっこ屋のお狐さま―銀の嵐と黒狐

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小学館文庫 キャラブン!
こっこ屋のお狐さま―銀の嵐と黒狐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066098
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

就職先の社長はキツネ(神様眷属)でした

名古屋市南区にある笠寺一里塚から細い坂を上ったところに、黒い看板のかかった平屋が建っている。その名も『こっこ屋 あなたの町の便利屋さん』。ぱっと見かわいい名前だが、実はこの「こっこ」というのは「黒狐」のことで、つまりここの社長・黒木の正体は「お狐さま」、いわゆる神の眷属だったりするのだ。
さて、二十四歳の白石倭香は、つい最近試用期間を終え、こっこ屋の社員になったばかりの元・就職難民女子。実家でも肩身の狭い思いをしていたので、ようやく掴んだ正社員の座にホッとしたのもつかの間、社内に倭香以外の人間がいない――正確には「人外」ばかりいる――ことに戦々恐々とする毎日だ。そして……「掃除、引っ越し、電気機器取りつけ、猫探し、人探し、お客さまがお困りのことなら何でも、お話を伺わせていただきます!」というスタンスの便利屋さんだというのに、こっこ屋に舞い込む依頼はといえば、なぜかというか案の定というか、普通の人の手にはおえないような特殊なものばかり。平凡すぎる一般人を自認する倭香も、どうやら自覚なく特別な力があるようで、守銭奴な残念イケメン・黒木社長に日々、コキ使われていて……。
あやかしお仕事ストーリー!

内容説明

名古屋市南区、細い坂を上ったところにある平屋の建物に『あなたの街の便利屋さんこっこ屋ホームサービス』の看板はある。社員に対する態度はすこぶる悪いが、依頼人には低姿勢で擦り寄る―という金に汚い残念美形の黒木玄社長のもと、白石倭香は唯一の人間として、人外社員に紛れて働いているのだった。実はこの黒木の正体は、とある取り壊された稲荷神社の眷属で、ご神体を守り人として生きる道を選んだ黒狐だ。神社再建を夢見て便利屋稼業で資金を貯める日々なのだが、舞い込む依頼はオカルト案件ばかりで、新入社員の倭香は頭を抱えるしかなく…。

著者等紹介

後藤リウ[ゴトウリウ]
「ガンダムSEED」シリーズ、『人間回収車』などのノベライズを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

43
あやかしお仕事モノ2巻目。ほんのちょっとしたいたずらが魔の種になったりとかストーカーモノとか現在の社会生活で日々ニュースになるネタ。そんなネタなのですがあやかしの存在とか神様を大切にするってとても昭和的雰囲気で、やっぱりいいなぁと。この続きまだ無いようですが・・そのうちお目にかかれる事を願っています(#^^#)2019/12/13

mariann

24
眷属キツネが神社を再建するために営む便利屋シリーズ第2段。素直で真っ直ぐな従業員の倭香がとても可愛い。仕事自体は便利屋の域を出ないチマチマした物だったりするんだけど、全てに一生懸命で人の悪意もなんのその。後半新しいキャラも登場し、果たして神社は再建なるか?このシリーズ、表紙はなんとも言えないけど面白いのに読んでる人が少ない。まだ2巻までしか出てないし新刊も止まってるからそれが出てからおすすめします。2021/05/25

にゃうぴょん

14
さらっとライトな感じで楽しめました。小春さんや千也子さんなど個性的なキャラがもっと活躍するといいなと思ってます。2019/06/10

MAMI.

3
★★★☆☆2019/10/26

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