小学館文庫<br> 脱藩さむらい 蜜柑の櫛

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小学館文庫
脱藩さむらい 蜜柑の櫛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066067
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『付添い屋・六平太』シリーズ著者最新作!

石見国浜岡藩奉行所の同心頭・香坂又十郎と妻・万寿栄の平穏な暮らしは、ある日突然、終わりを告げた。又十郎に万寿江の実弟を討て、との藩命が下ったのだ。江戸幕府にあって老中職を務める当代・松平忠熙は三代前に浜岡に移封してきた、いわば新参者で、藩政の中枢を握る国家老の本田織部ら上州から帯同してきた家臣と、その風下に立たされる格好になった永久家老の馬淵平太夫ら生え抜きとの間には、隠然たる軋轢があった。
藩政改革を唱え、上州派を糾弾したのが、万寿江の弟で勘定方の兵藤数馬だった。だが、数馬を討って、お役御免とはいかなかった。江戸屋敷の目付・嶋尾久作は、又十郎を脱藩ものと見なし、浜岡藩が表に出せない汚れ仕事を押し付けてくる。おめおめと嶋尾の言いなりになっていては、数馬が浮かばれない。鵺のような嶋尾の目をかいくぐって真相をさぐる又十郎。上州派の不正とはなにか。数馬が最期に呟いた、下屋敷お蔵方の筧道三郎とは何者なのか。日々の暮らしを神田八軒町の源七店の面々に助けられ、嶋尾の無理難題をこなしつつ、又十郎の静かなる闘いが続く。「付添い屋・六平太」シリーズの著者の新境地!大河時代小説シリーズ第2弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
我一人、戦う所存にござる!
心の支えは、神田八軒町の源七店の面々と
国元に残してきた妻。
江戸屋敷目付の無理難題をこなしつつ、
故郷に戻るための静かな闘いは続く。

内容説明

石見国浜岡藩奉行所の同心頭・香坂又十郎と妻・万寿栄の平穏な暮らしは、ある日を境に一変した。万寿栄の弟で勘定役の兵藤数馬が藩政の実権を握る一派の不正を暴くべく脱藩したのだ。藩命抗しえず、義弟を討った又十郎だが、それで、お役御免とはいかなかった。江戸屋敷の目付・嶋尾久作は又十郎を脱藩者と見なし、浜岡藩が表に出せない汚れ仕事を押し付けてくる。このままでは義弟が浮かばれない。数馬が最期に呟いた、下屋敷お蔵方の筧道三郎とは何者なのか。又十郎の孤独な闘いが続く。付添い屋・六平太シリーズの著者の新境地!大河時代小説シリーズ第二弾。

著者等紹介

金子成人[カネコナリト]
1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六太平』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

101
脱藩さむらい2作目 2019.02発行。字の大きさは…小。 石見国浜岡藩の町奉行所・同心頭で田宮神剣流の遣いて香坂又十郎が、藩の政争に巻き込まれて剣を振るう物語です。 江戸へ出て来た又十郎は、江戸屋敷目付・嶋尾久作の命で、義弟・兵藤数馬を討ち。その後は、国元へ帰れるかと思えば、国元では、又十郎は、脱藩者となっていると嶋尾久作に言われる。 又十郎が嶋尾久作に命じられ人を斬る暗さを、住まう長屋の住人への手助けが、魚を釣り、捌き、料理する腕が人を惹きつけていく中で、救っています。2020/08/25

むつこ

29
シリーズ2作目。義弟を討った主人公は脱藩人と伝えられ、ほぼ家族を人質にとられた形で江戸に残され、再び仕事人のような藩命として討ち取るような仕事を依頼される暮らしが始まる。住家の店人たちとの交流、むしゃくしゃした気持ちの日はお酒を飲んだり、釣りに行けばみんなに分けたりして、それなりに市井の暮らしを過ごす姿がいい。だけど、こんなにまじめな小説だと思わなかったな。2020/06/25

蕭白

9
前作が思っていたより暗い雰囲気だったので、読み始めに躊躇しましたが、最初のお話が良かったのでほぼ一気読みでした。長屋の人たちを始め、味方が増えてきたようなのでこの先が楽しみになってきました。2021/01/24

こうさん

0
唯々諾々と人斬りを続けている主人公にちょっとイライラ。話の展開が遅くて今ひとつ読みすすめにくいなあ。2019/11/19

Masayoshi Arakawa

0
20201029 図 これもシリーズ、待っててね! 2020/10/29

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