出版社内容情報
野村野球の真髄、最初で最後の本格捕手論
「キャッチャーは試合の脚本家。脚本がだめではいい作品は生まれない」と、名捕手不在のいまのプロ野球を憂う著者が、「これだけは言いのこしておきたい」ことは何なのか。
真のプロフェッショナルを知る著者が、これこそ捕手の醍醐味と言われる「配球」と「駆け引き」について、知られざるエピソードと勝負の法則、名捕手の条件を語り尽くす。
文庫版スペシャル「野村克也×山崎武司のぼやき&言いたい放題対談」を特別収録!
野村 克也[ノムラ カツヤ]
著・文・その他
内容説明
二〇一八年日本シリーズは、ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、広島カープの足を見事に封じ、MVPを獲得した。「短期決戦では捕手の出来が勝敗を決する」と常々発言している野村氏の予言通りとなった。「生涯一捕手」として「生まれ変わってもキャッチャーをやりたい」という野村氏は、「名捕手なきプロ野球は滅びる」と言い切る。本書は、プロ野球の歴史とともに生きてきた野村氏による、最初で最後の本格捕手論。野村本の集大成として必読の書だ。巻末には、文庫版オリジナル企画として、野村克也氏と山崎武司氏の「ぼやき&言いたい放題対談」を特別収録!
目次
第1章 キャッチャーは監督の分身である
第2章 技術には限界があるが、頭脳に限界はない
第3章 捕手型人間とは―名捕手の条件
第4章 配球は応用問題である
第5章 私はこうして強打者を攻略した
第6章 キャッチャーの妙は駆け引きにあり
第7章 キャッチャー目線が激突した日本シリーズ
第8章 真のプロフェッショナルとして生きよ
特別収録 野村克也×山崎武司「ぼやき&言いたい放題対談」
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。54年にテスト生として南海に入団。戦後初の三冠王に輝く。70年、選手兼監督に就任。ロッテ、西武でもプレーし、80年に四十五歳で現役引退。本塁打王九回、MVP五回などタイトル多数。90年よりヤクルト監督として現場復帰。日本一に三度導く。その後、阪神、シダックス監督、楽天を歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MICK KICHI
goro@the_booby
マッちゃま
nishiyan