小学館文庫<br> ショートショート 千夜一夜

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小学館文庫
ショートショート 千夜一夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065381
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

祭りの夜に集う、奇妙な店と妖しの客人

TBS系「王様のブランチ」出演、ピース・又吉直樹氏主演による映像化など、ショートショート界の旗手として活躍し、注目を浴びている著者。本書では、多魔坂神社で行われるお祭りを舞台に、奇想天外な物語が繰り広げられます。賑やかな祭囃子と綿あめの甘やかな香りにワクワクしながら、でもほんの少しだけ不気味な夜に出逢う物語は予測不可能! 懐かしくも、まったく新しい読書体験をお約束します。
欲しいと念じたものが出てくるヒモくじ屋、そこに現れたゴロツキどもが引いたヒモの先に現れたのは……?(「ヒモくじ屋」)、夜店ですくった人魚がどんどん成長してしまって(「人魚すくい」)、モデルにスカウトされたエリカが行方不明に(「ラムネーゼ」)、降り注ぐ優しい雨を、自分のものにする方法(「雨ドーム」)、人の想いが映し出される不思議なお菓子を買いに来たのは(「夕焼き屋」)他、全20編に加え、しりあがり寿さんによる書き下ろしショートショートを収録。いちどページを開いたら止まらない! たった5分の物語、読めばあなたを魅惑と幻想の世界へと誘います。


田丸 雅智[タマル マサトモ]
著・文・その他

内容説明

多魔坂神社のお祭りの夜、集うのは妖しの屋台と奇妙な人々…。欲しいと念じたものが出てくるヒモくじ屋。現れたゴロツキどもが引いたヒモの先には(「ヒモくじ屋」)、夜店ですくった人魚がみるみるうちに成長して(「人魚すくい」)、モデルにスカウトされたエリカが突然行方不明に(「ラムネーゼ」)、降り注ぐ優しい雨を、自分のものにする方法(「雨ドーム」)他、珠玉のショートショート全20編。いちどページを開いたら止まらない!わずか5分間の物語が、あなたを魅惑と幻想の世界へと誘います。巻末には、しりあがり寿さん描き下ろし「あとがきの夜」も特別収録。

著者等紹介

田丸雅智[タマルマサトモ]
1987年愛媛県生まれ。東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒。2011年『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載されデビュー。12年「海酒」で樹立社ショートショートコンテスト最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

266
ショートショートがどどんと20作+あとがき(解説?)もショートショートになっていて。千夜一夜を謳っていますが、アラビアンナイト感は皆無で🤔。寧ろ多魔坂神社⛩️の存在感が強く。年中行事が多いみたいでね、テキ屋屋台が幅を利かせているよ。蚤の市も。勿論そこで扱われる商品は、特殊な物ばかりででね。『粉もん体質』で出されるたこ焼きとか、お好み焼き……食欲を減退させますよ( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。『バベルの刀』の販売にあたって店主は「くれぐれも、悪用しないようにご注意を」って言うけど、それならばどう使えと。2025/07/26

しんごろ

184
多魔坂神社のお祭りが舞台のショートショート。屋台や急須や壺といった道具をテーマになんとも、妖しい世界、幻想的な世界、時にはホラーな世界を見事に書きあげてる。でもこんなお祭りがあったら怖くて行きたくないと思いつつ、やっぱり行ってみたいと好奇心を旺盛にさせてくれる。ラストが怖くもあり切なくもあり、お祭りの舞台にしては寂しくて、こんな終わり方はイヤだなと思ったけど、あとがきのしりあがり寿さんの見事なフォローで、救われた気がする。20編しっかり楽しめた。2021/12/15

Tetchy

119
今までと違い、本書では一貫して多摩坂神社界隈という架空の神社が舞台にされている。コンセプト・アルバムめいた作りになっている。多摩坂神社界隈は不思議で満ちている、そんなコピーが浮かぶほどだ。「人面屋」、「夕焼き屋」、「さくら隠し」が出色で「獅子舞の夜」は書き方を工夫すれば印象的な余韻を残す作品となっただけに惜しい。そんな中でのベストは「人魚すくい」。冒頭のエピソードが思いも寄らないオチへと繋がる好編だ。さて多摩坂神社の祭りはまだ続いているようだ。この神社界隈は今後も田丸作品のワンダーランドとなることだろう。2019/02/08

海猫

84
久々にショートショート作品集を読んでみた。当然ながら、一話が短くサクサク読める。各作品に連続性はないけれど、だいたい多魔坂神社の蚤の市や屋台で不思議なことが起こるというパターンになっている。で、作風がSF的というよりは幻想的。和風な世界観で、郷愁や季節感が漂っているのが特徴。お祭りの場面が多いので夏か秋に読めば気分がもっと出たかもね。オチがビシビシ決まるというよりは、サラリとしているのも特有の味かな。ショートショートにしてはブラックなのが少ないのも印象的。著者の作風の幅を知りたいので、他の本も読んでみる。2021/03/20

ポチ

47
祭りの笛や太鼓、屋台の呼び込みの声、何処かしら非日常的な場所に誘い込まれる高揚した人達。そんな人達を待っているのは妖しげな世界。暫し摩訶不思議な世界を揺蕩って来ました。祭りっていいなぁ。2022/03/27

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