出版社内容情報
当代最高峰・小三治ワールドにひたる!
いまも続く名落語会「TBS落語研究会」。その会での柳家小三治の高座を収めたDVD BOOK『落語研究会 柳家小三治大全上・下』のなかから、下巻に収録の6編を“読む落語”として文庫化しました。シリーズ第8巻の演目は、2000年3月~2005年3月に口演されたもの。
2014年に人間国宝に認定され、落語界を牽引する現役最高峰の高座は、常にいっぱいで小三治ファン、落語ファンをいまも魅了し続けています。この6編は60代の名演で、その話芸は読んでも可笑しく、しかも深い味わいがあります。
小三治本人の入念な推敲加筆により、行間に繊細なニュアンスも読み取れてまるで高座が目の前に現れるよう。物語の面白さ、登場人物の魅力、情景など、徹底して追求する名人の至芸を、たっぷりご堪能ください。
解説は、京須偕充。演目ごとにわかりやすい用語解説もついています。
収録演目: 「山崎屋」「宿屋の仇討」「鰻の幇間」「長屋の花見」「蒟蒻問答」「野ざらし」
【編集担当からのおすすめ情報】
この6席も含めて20席の映像を収めたDVD BOOK『落語研究会 柳家小三治大全 下』が発売されています。内容は、特設サイトよりご覧いただけます。
2017年12月既刊の7巻には、『落語研究会 柳家小三治大全 下』より「大工調べ」「転宅」「らくだ」「百川」「ミイラ取り」「金明竹」「素人鰻」を収載しています。
同じく発売中のDVD BOOK『落語研究会 柳家小三治全集』、『落語研究会 柳家小三治大全 上』の“読む落語”は、1~6巻として、好評発売中です。
http://www.shogakukan.co.jp/pr/kosanjidvd/
内容説明
TBS「落語研究会」の口演から名作を厳選、6編を収録。人物も情景も目の前に広がる臨場感!当代最高峰の至芸を読む!
目次
山崎屋
宿屋の仇討
鰻の幇間
長屋の花見
蒟蒻問答
野ざらし
著者等紹介
柳家小三治[ヤナギヤコサンジ]
本名・郡山剛蔵。1939年・東京生まれ。59年、五代目柳家小さんに入門して前座名・小たけ。63年、さん治で二ツ目昇進。69年、十代目柳家小三治を襲名、真打昇進。出囃子は「二上がりかっこ」。76年、『小言念仏』で放送演芸大賞、81年に芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞受賞、05年に紫綬褒章を受章。14年に、重要無形文化財保持者(人間国宝)。落語協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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