出版社内容情報
環境運動や女性の地位向上活動が評価されノーベル平和賞受賞したケニアの女性政治家が初めて書いた自叙伝。貧しい農村に生まれた彼女は古い因習に囚われず学問の道に進み、アフリカの環境破壊へ深い危惧を抱いていく
内容説明
日本人が忘れかけていた「もったいない」の心を世界に広め、「グリーンベルト運動」では環境保護のため三〇〇〇万本もの植林を達成。アフリカ人女性として初のノーベル平和賞を受賞した、ケニア人女性政治家のワンガリ・マータイ氏。差別、裏切り、不当逮捕などの、度重なる苦難を乗り越え、「地球の未来」のために戦い続けた不屈の人生を綴った感動の自伝。
目次
始まり
耕す
学校教育―そして非常事態へ
アメリカン・ドリーム
ケニアの独立、私の自立
専門知識をもたない森林官たち
試練の時代
変化の種
自由への闘争
自由への転機
闘いは続く
政治の扉を開ける
立ち上がり、歩こう
希望の大樹
著者等紹介
マータイ，ワンガリ［マータイ，ワンガリ］ ［Ｍａａｔｈａｉ，Ｗａｎｇａｒｉ］
１９４０年生まれ。６６年アメリカ・ピッツバーグ大学で修士号を、７１年ケニア・ナイロビ大学で博士号を取得。７７年から「グリーンベルト運動（ＧＢＭ）」で持続可能な開発の推進に取り組む。２００２年ケニアの国会議員に初当選、翌年、環境・天然資源省副大臣に任命される。０４年ノーベル平和賞受賞。１１年逝去
小池百合子［コイケユリコ］
１９５２年生まれ。７６年エジプト・カイロ大学文学部社会学科卒業後、ジャーナリストを経て９２年参議院議員選挙で初当選。翌年衆議院議員に当選。２００３年小泉内閣で環境大臣に就任。０４年内閣府特命担当大臣、０６年内閣総理大臣補佐官（国家安全保障担当）、０７年防衛大臣を歴任。１６年東京都知事就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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ころこ
