小学館文庫<br> 偽りの銃弾

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小学館文庫
偽りの銃弾

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063431
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ヒロインの生き様に痺れる傑作スリラー!

殺人事件で夫を失った元特殊部隊パイロットのマヤ。2歳の娘を案じ自宅に設置した隠しカメラに写っていたのは、2週間前に殺されたはずの夫ジョーだった。ジョーの死に潜む謎を追ううちに、マヤは4か月前に惨殺された姉クレアの死、そして17年前のある事件の真相へとたどり着く……。
ハードボイルドなヒロインの生き様、予想を大きく超える予想外の結末。ジュリア・ロバーツが惚れ込み映画化権を獲得した、「マイロン・ボライター」シリーズで人気の著者による最新傑作スリラー!

ハーラン・コーベン[ハーランコーベン]
著・文・その他

田口 俊樹[タグチ トシキ]
翻訳

大谷 瑠璃子[オオタニ ルリコ]
翻訳

内容説明

何者かに夫を射殺された元特殊部隊ヘリパイロットのマヤ。二週間後、親友の勧めで二歳の娘の安全のために自宅に設置した隠しカメラに映っていたのは、殺されたはずの夫だった。彼は生きていたのか、それとも誰かの罠か、あるいは戦場の後遺症によるマヤの幻覚か。夫の死に潜む謎を追ううちに、マヤは四か月前に殺害された姉クレアの秘密、さらに十七年前のある事件へとたどり着く…。ハードボイルドなヒロインの生き様、予想を遥かに超える結末。本作に惚れ込んだジュリア・ロバーツ製作・主演で映画化が進む、ベストセラー作家の傑作サスペンス!

著者等紹介

コーベン,ハーラン[コーベン,ハーラン] [Coben,Harlan]
1962年、ニュージャージー州生まれ。95年から続く“マイロン・ボライター”シリーズでエドガー賞、シェイマス賞、アンソニー賞を受賞し、三賞を受賞した初の作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

79
この本の主人公は、元特殊部隊ヘリパイロットのマヤ。冒頭、何者かに夫、ジョーを殺された葬儀から始まる。ところがしばらくして、設定した隠しカメラに殺されたはずの夫が映っていた。この話が本筋かと思いきや、話はさらに複雑な展開を見せる。ジョーを殺された4か月前には姉も殺されていた。いったいこの一家に何が起こっているのか?必死に真相を突きとめようとするマヤだが・・。登場人物も多く、一筋縄ではいかない話だが、真相がわかってしまうラストではなぜか悲しい気持ちになってしまう一族の物語だった。2018/08/24

goro@the_booby

68
何とも好きになれない主人公のマヤだったのだが、ラストはそうだったのかと唸った。誰にも全てをさらけ出さずに頑なな態度が気になってイライラさせられたけど、秘密が開かされた後はそれだけに最後が切ない。途中、アレ?それはどういう事と思いつつ読んでたけどマヤのキャラクターに引っ張られ一気呵成に読了。唸り感心し34章は涙物。戦場での事が彼女の真の姿なのだろう。責めることも許すことも出来ず苦しんだ彼女を想い本を閉じました。積読山の中に確か「沈黙のメッセージ」があると思うので探して次はそれを読もう。2020/11/19

Panzer Leader

65
初のハーラン・コーベン。夫を殺人事件で失った元特殊部隊パイロット・マヤの自宅の隠しカメラに写っていたのは、殺されたはずの夫だった...で始まる物語。その謎を追えば追うほど余計に深まる疑惑、ページをめくるのももどかしく思えるほどのサスペンス、一体どこまで風呂敷を広げるんだろう、こりゃ政府をも巻き込む大陰謀ではと思わせておいての変化球。こりゃ確かに予想を遥かに超える結末だわ、なんか振り上げた拳を何処に降ろせばいいのやらの感想。いや読んでる間は楽しめたんですけどね。2019/07/18

タツ フカガワ

64
元戦闘ヘリ・パイロットのマヤは、4か月前に姉のクレアの殺害を戦場のイラクで知らされたばかりだったが、今度は夫のジョーが彼女の目の前で暴漢2人に襲われ射殺される。だが数日後、居間に設置した隠しカメラに死んだはずのジョーが映っていた。さらに姉も夫も同じ銃で殺されたことが判明する。謎が謎を呼ぶ展開で、帯の『ラスト30ページの驚愕‼!』に偽りなし。さすがコーベン、よくもまあこんなプロットを考えたものです。ある男のモノローグで幕を閉じる終章が、物語の余韻を深くしています。2023/01/28

あさうみ

46
面白い!夫を射殺された元軍人のマヤ。事件後、自室に2歳の娘の安全のために隠しカメラを仕掛ける。が、そこに映ってたのは殺された夫だった!?しかも夫を殺した銃と4ヶ月前に殺された実姉と同じ!?読んでいくと数々の不協和音がでてくる。いったい真実はどこへいくのかと思うラストにしっかり伏線は回収されて、驚きの事実が判明する。マヤの生き様も潔い。"偽りの銃弾"なるほど!!読もうか迷っているお方!是非、読んでみるべきです!2018/05/13

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