小学館文庫<br> 銀座のカラス〈上〉

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小学館文庫
銀座のカラス〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 483p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伝説の「青春三部作」三作目が待望の復刊!

歩むべき道が見つからずもがいている者よ、この本を読め!(作家・宮田珠己)
名著復刊! 伝説の「青春三部作」が現代に甦る!

二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。
勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ! といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった――。

椎名誠初めての新聞連載小説としても話題を集めた、自伝的青春小説の傑作がついに復刊。

椎名 誠[シイナ マコト]
著・文・その他

内容説明

二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ!といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった。椎名誠初めての新聞連載小説として話題を集めた傑作長編がついに復刊。

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、90年に『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。2013年より雑誌「とつげき!シーナワールド!!」の企画・プロデュースもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブ

29
昭和です。業界紙のことなど知らないことを知るのも楽しいし、飲み歩いて喧嘩しちゃったり、今では考えられないようなのんびりした感じがホッとします。沢野ひとしさんのさし絵も好きです。2016/08/11

まあ

6
コミュニケーション能力の欠落。人見知りは甘え。SNS、飲み会での他人との繋がり。とても生きずらい世の中ダナア。椎名誠の「銀座のカラス」はそんな僕を優しく包む。2016/06/26

Hisatomi Maria Gratia Yuki

5
20年ぶりくらいに読んだ。相変わらずおもしろい! 昭和軽薄体なんて言われたりもしたけど、この文体のオリジナリティったらない。単なる若造の会社と友達、少々の恋愛についての話なのに、なんでこんなにおもしろいのか。アオイホノオみたいに、何者かになる前の人たちの話だからだろうか。2016/08/03

ひ※ろ

0
★★★★★2022/09/17

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