出版社内容情報
構想20年、渾身の伝奇時代小説遂に完結!
ニルヤカナヤから「ゑれき丸」で龍を連れ帰った、平賀源内。両国での龍の見世物は大成功を収め、将軍徳川家治も龍を見に来ることになったのだが・・・。
家治が龍見物にやってきたその日、龍囲いで大火事が発生し、龍が江戸の町に放たれてしまう。龍使いのハンが江戸を離れている今、龍をとらえる術はあるのか?
ハンと、源内の恋人・御銀はなぜうり二つなのか? 火鼠は何を企んで暗躍しているのか? その頭領の正体とは?
すべての糸がつながると、そこには思いもかけない悲劇の真相が隠されていた---。
龍は? 江戸は? そして、源内の運命は?
最後は人を殺して牢死したともいわれる平賀源内。物語は誰も予期せぬ結末へ向かう。
構想から20年、者渾身の冒険小説にして、伝奇時代小説。ここに完結!!
著者のメッセージ映像も見られる特設サイトはこちらです。
↓
http://bp.shogakukan.co.jp/yumemakurabaku/
二十六章 源内真相に迫りつつも なお気がつかざりし語 二十七章 火鼠の一味の尻尾ついに見ゆるも 未だ謎深き語 二十八章 龍逃げ出して 大江戸八百八町大騒ぎとなる語 二十九章 トウテツ狂龍となり 火鼠の一味この騒ぎに乗じて盗めする語 三十章 源内江戸を救わんと 秘策をもちて龍を誘う語 結びの章 嗟非常の人非常のことを好み 行ひ是れ非常 なんぞ非常の死なる語 あとがき 文庫あとがき
夢枕 獏[ユメマクラ バク]
著・文・その他
内容説明
将軍家治が龍を見物にやってきたその日、龍囲いで大火事が発生し、龍が江戸の町に放たれてしまう。龍使いの樊が江戸を離れている今、龍を捕える術はあるのか?樊と、源内の恋人・お吟はなぜうり二つなのか?火鼠は何を企んで暗躍しているのか?その頭領の正体とは?すべての糸がつながると、そこには思いもかけない悲劇の真相が隠されていた―。龍は?江戸は?そして、源内の運命は?最後は人を殺して牢死したともいわれる平賀源内。物語は誰も予期せぬ結末へ向かう。著者渾身の冒険小説にして、伝奇時代小説、ここに完結!
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒。1977年作家デビュー。『上弦の月を喰べる獅子』(日本SF大賞)、『神々の山嶺』(柴田錬三郎賞)、『大江戸釣客伝』(吉川英治文学賞他)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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