出版社内容情報
八十年代を彩った森瑤子作品、復刊第一弾!
高校時代、同じ演劇部に所属していた女友だち五人。外資系の会社で働きながら劇作家を目指す聖衣子、劇団で芝居をやっているサキ、雑誌編集者で未婚のシングルマザー真利江、エステティックサロンでインストラクターをする羊子、裕福な家庭で育ったピアノバーの演奏者・伊佐子。
二十代も半ばを過ぎた今でも、つかず離れずの友情を育む彼女たちは、定期的に近況を報告し合っていた。ある春の夜、「これぞと自慢できる男を同伴して、サキの舞台を観にいく」と約束した彼女たち。男でつまずき生き方に悩み、痛みを抱えながらも、自立した女として生きていきたい――。
いくつもの出会いと別れを経験した女性たちが、いつしか知的で美しいハンサムガールへと華麗に変貌していくオムニバス長編。
各章ごとに、彼女たちそれぞれの生き方が綴られ、女性なら必ず共感出来る章、生き方があるはずです。
【編集担当からのおすすめ情報】
今回、3か月連続での復刊ということで、森瑤子さんの作品に人生を刺激された愛読者代表の方々に特別解説をお願いいたしました。
第1弾の『ハンサムガールズ』を推薦してくださったのは、女性からの絶大な人気を誇る女優・藤原紀香さん。文庫の解説は初めてになります。
マチュアな女性像をビビットに描く森瑤子作品の魅力を、大人の女性視点で、そしてご自身の体験や思い出と絡めて素敵な文章で綴っていただきました。
森 瑤子[モリ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
高校時代、同じ演劇部に所属していた女友だち五人。外資系の会社で働きながら劇作家を目指す聖衣子、劇団で芝居を続けるサキ、雑誌編集者で未婚の母の真利江、エステティックサロンのインストラクター・羊子、裕福な家庭で育ったピアノバーの演奏者・伊佐子。境遇も職業も違う五人は、今でも定期的に女子会で近況を報告し合っていた。五人それぞれの人生をそれぞれの目線で綴った、女性の生き方オムニバス長編の元祖。仕事や恋、対人関係に揺れ、傷つきながらも知的で美しいハンサムガールへと変身する女性の姿を鮮やかに描く傑作。
著者等紹介
森瑤子[モリヨウコ]
1940年静岡県生まれ。東京藝大卒業後、コピーライターとして広告代理店で勤務。1978年「情事」で第2回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。1993年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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