出版社内容情報
フランス発、笑って泣ける怒濤のコメディ!
ハンサムな航空管制官レオは、オルリー市街の理髪店で髪をカットされながら、理髪師の老人を相手に語りはじめた。レオによると、アイスランドで起きた火山噴火の影響でヨーロッパ中の空港が閉鎖された日、プロヴィダンスという名の美女が勤務先の空港管制塔に突然現れた。なぜかビキニ姿の彼女は、「モロッコの病院にいる娘の容態が悪化したので会いに行きたい。いますぐ離陸許可を出してもらいたい」と訴えたという…。
デビュー作『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』がフランスで30万部のベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾った驚異の新人ロマン・プエルトラス。彼の第2作は、前作同様、炸裂するだじゃれやきわどいジョークにおなかを抱えて笑わせられ、気づくとほろりとさせられている怒濤のコメディ。深刻な話こそ笑い飛ばしてしまえ、という著者の挑戦的な試みに、あなたもきっとハマるはず!?
内容説明
天然アフロヘアの航空管制官は、理髪店の椅子に座り、理髪師の老人にある魅力的な女性郵便配達員について語りはじめた。アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパの空港のほとんどが閉鎖されていた日に、その配達員は彼が勤務するパリ=オルリー空港の航空管制塔を訪れ、離陸許可を求めてきたという。しかも、飛行機での飛行ではなくメリー・ポピンズさながら彼女自身の飛行許可を。彼女はモロッコの病院に入院している、死の病と闘う娘にその日のうちに会いに行かなければならない理由があった。ベストセラー作家プエルトラスが贈る、笑いと涙を誘う仏発ハートウォーミング・ノベル!
著者等紹介
プエルトラス,ロマン[プエルトラス,ロマン] [Pu´ertolas,Romain]
1975年仏国モンペリエ市生まれ。『IKEAのタンスに閉じ込められたサドゥーの奇想天外な旅』で作家としてデビュー
吉田恒雄[ヨシダツネオ]
1947年生まれ。現在はパリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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