小学館文庫<br> エッフェル塔くらい大きな雲を呑んでしまった少女

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小学館文庫
エッフェル塔くらい大きな雲を呑んでしまった少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094061192
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

フランス発、笑って泣ける怒濤のコメディ!

ハンサムな航空管制官レオは、オルリー市街の理髪店で髪をカットされながら、理髪師の老人を相手に語りはじめた。レオによると、アイスランドで起きた火山噴火の影響でヨーロッパ中の空港が閉鎖された日、プロヴィダンスという名の美女が勤務先の空港管制塔に突然現れた。なぜかビキニ姿の彼女は、「モロッコの病院にいる娘の容態が悪化したので会いに行きたい。いますぐ離陸許可を出してもらいたい」と訴えたという…。
デビュー作『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』がフランスで30万部のベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾った驚異の新人ロマン・プエルトラス。彼の第2作は、前作同様、炸裂するだじゃれやきわどいジョークにおなかを抱えて笑わせられ、気づくとほろりとさせられている怒濤のコメディ。深刻な話こそ笑い飛ばしてしまえ、という著者の挑戦的な試みに、あなたもきっとハマるはず!?

内容説明

天然アフロヘアの航空管制官は、理髪店の椅子に座り、理髪師の老人にある魅力的な女性郵便配達員について語りはじめた。アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパの空港のほとんどが閉鎖されていた日に、その配達員は彼が勤務するパリ=オルリー空港の航空管制塔を訪れ、離陸許可を求めてきたという。しかも、飛行機での飛行ではなくメリー・ポピンズさながら彼女自身の飛行許可を。彼女はモロッコの病院に入院している、死の病と闘う娘にその日のうちに会いに行かなければならない理由があった。ベストセラー作家プエルトラスが贈る、笑いと涙を誘う仏発ハートウォーミング・ノベル!

著者等紹介

プエルトラス,ロマン[プエルトラス,ロマン] [Pu´ertolas,Romain]
1975年仏国モンペリエ市生まれ。『IKEAのタンスに閉じ込められたサドゥーの奇想天外な旅』で作家としてデビュー

吉田恒雄[ヨシダツネオ]
1947年生まれ。現在はパリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キキベル

6
ファンタジーかな、と思って読み始めた本。 けど、重い病気も出てきたり、フィクションのような文だったり… 空を飛べるはずないけど、飛べるような気がしてきたり、悲しい話なのに、優しさで包まれたり、不思議な小説でした。2016/09/28

スプリント

6
奇想天外なプロットと二転三転するストーリーで楽しめました。実在の大統領がでてくるなど時事ネタが数多く練りこまれていて妙なリアルさと童話的なお話が組み合わさった不思議な雰囲気を持っています。風雲たけし城がでてきたのには驚きました。懐かしい・・・2015/08/15

1
いいタイトル!ちょっとはすに構えた冒頭~筆致がおしゃれ、フランスっぽい2015/09/19

ありか

1
文章もユーモアに溢れてて童話みたいなストーリー。悲しいのにあったかい気持ちになる。2015/07/04

うさぎ

0
面白いなぁと思ってるとそうでもなくなってしまった。不思議なのかと思ったけどそうでもなかった。2015/10/15

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