出版社内容情報
男たちが求めたのは友情?冒険?最後の恋?
男、六十歳。忘れかけていた青春時代の思い出と“人生最後の恋”を求めて――。
数十年ぶりに再会した幼馴染み三人組、定年退職した昌二、現役の探偵・三郎、陰のある会社役員の誠一郎が、ある富豪の遺産の秘密を知るオウム「オードリー」を探して東京の街を彷徨い歩く。
その過程でたどる“あの頃”の記憶――お笑い三人組、バイタリス、MG5、カミナリ族、缶ピー、東映フライヤーズ、スバル360、街頭詩人、Oh!モウレツ、ゲバゲバ、「あの時君は若かった」、ジェットストリーム、「夢で逢いましょう」……。
男たちが探し求めたのは友情? 冒険? 最後の恋?
六〇年代から七〇年代の空気が現代に甦る、直木賞作家の長編“ノスタルジック・ミステリー”。
【編集担当からのおすすめ情報】
舞台は初夏の新宿歌舞伎町から始まります。読み始めたら、過去と現在の東京を行き来するストーリーに引き込まれます。
ミステリ評論家・新保博久氏による巻末解説も必読。
「藤田氏はハードボイルド、冒険小説を中心とするミステリのほか、恋愛小説など非ミステリも少なからず書いている。この『夢で逢いましょう』は、それら両方の要素を併せもつエンタテインメント大作と言えよう」
「本書は舞台こそ東京都内を出ないが、一種のロード・ノヴェルではないかとも思う。その旅は、六〇年代への精神的なタイムトラベルであり、感傷旅行(センチメンタル・ジャーニー)でもある」――。
第一章 お笑い三人組
第二章
内容説明
男、六十歳。忘れかけていた青春時代の思い出と“人生最後の恋”を求めて―。数十年ぶりに再会した幼馴染み三人組、定年退職した昌二、現役の探偵・三郎、陰のある会社役員の誠一郎が、ある富豪の遺産の秘密を知るオウム「オードリー」を探して東京の街を彷徨い歩く。その過程でたどる“あの頃”の記憶―お笑い三人組、バイタリス、MG5、カミナリ族、缶ピー、街頭詩人、Oh!モウレツ、ゲバゲバ、「あの時君は若かった」、ジェットストリーム、「夢で逢いましょう」…。六〇年代から七〇年代の空気が現代に甦る、直木賞作家の“ノスタルジック・ミステリー”。
著者等紹介
藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井県生まれ。早稲田大学中退後、73年渡仏。80年に帰国後、86年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、96年『巴里からの遺言』で日本冒険小説協会最優秀短編賞、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masakazu Fujino
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