小学館文庫<br> そうはいかない

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小学館文庫
そうはいかない

  • 佐野 洋子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094060461
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

笑ってしんみり。元気が出る物語エッセイ

〈物語エッセイおそるべし。これがもし普通のエッセイだったら、どの登場人物も、ここまでの強度は持ち得ない。佐野洋子のハサミで裁断され、物語のなかに解き放たれたからこそ実体と自由を獲得し、一人ずつがその都度、鉄砲玉のように新しく、こちらにとびだしてくるのだ。読者は、蜂の巣である。〉――江國香織さんの解説より。
この本は、見事な「恋愛小説集」だ。フィクションとエッセイの間を行ったり来たりする不思議な作品ぞろい。これを物語エッセイと名づけることにしよう。2010年12月に刊行された単行本に、強烈きわまりない〈マチコさん〉を主人公にした中篇(筑摩書房刊『問題があります』所収)を加えた完全版。全34篇を収録。著者自身によるイラストレーションも多数掲載しています。

内容説明

この本は、見事な“恋愛”小説集だ。フィクションとエッセイの間を行ったり来たりする不思議な作品ぞろい。これを“物語エッセイ”と名づけることにしよう。単行本には収録されなかった、強烈きわまりない“マチコさん”を主人公にした中篇「或る女」を加えた完全版。著者自身によるイラストレーションも多数収録。母と息子、母親と私、見栄っぱりの女友だち、離婚した美女、イタリアの女たらし、ニューヨークの日本人夫婦、舅姑を看取った逞しい中年女たち。自らの周りにいる愛すべき変人奇人がいっぱい。笑ってしんみり、でもなぜか元気が出る三十四篇。

著者等紹介

佐野洋子[サノヨウコ]
1938年北京生まれ。絵本作家。2010年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nico🐬波待ち中

66
様々な女を題材にした短編が集まる「物語エッセイ」。確かに実話なのか創られた物語なのか迷う。どの女達もキョーレツで可笑しかったり呆れたり…。「似ているだけよ」のネッカチーフ女、「ラーメン」のトクちゃーん女、「五人目の女」のどうしても判の押せない女、そして最強な個性を放ち周囲の人々を翻弄する「或る女」のマチコさん!よくここまでクセのある女達を集めたものだと感心する。あーあーあー、と突っ込みたくなる。でも笑い呆れながらも、胸の奥を微かに突っつく針もあって、頁をめくる手が止められない。不思議な余韻の残る短編集。2017/04/30

パフちゃん@かのん変更

28
佐野洋子さんの物語エッセイ。実話かと思う短い話が33編。2020/10/15

ヒラP@ehon.gohon

27
面白すぎる個性的な「物語エッセイ」です。これが実話だったら登場人物はたまらないだろうと同情するくらいの、切れ味鋭い語り口調に引き込まれました。短編も面白いけれど、「或る女」は圧巻です。2021/03/16

momo

8
エッセイだったり、創作だったり、やや読みずらかったが佐野さんの周りの方々が個性豊かで面白い。さわのひとしさんの窓ガラス磨きには行動力に脱帽。2017/06/19

MOTO

7
読後、顔に手を当て久しぶりに動いた『表情筋』に気が付いた。(そういえば最近、号泣したり爆笑したり、してなかったなぁ…)佐野さんのエッセイ(物語)に大きく揺さぶられた『心』はとても満足気だ。2020/01/24

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