出版社内容情報
半身麻痺から悲願の試合へ!夢現・涙の軌跡
県No1のバスケット選手だった15歳の田中正幸くんを襲った
脳動静脈奇形による脳出血という悲劇。
奇跡的に一命は取りとめた。
しかし右半身は微動だにせず…。
意識を取り戻したその日から始まった苦闘の日々。
「再び試合のコートに立ってみせる!」
そんな強い強い夢が、驚愕の復活を生んだ。
利き手ではない左手一本だけのシュート…
これはまた、チームの夢まで呼び込んだ!
夢現…夢を現実のものに。
本書はこんな1167日に及ぶバスケ男子の軌跡。
新たな挑戦(パラリンピック)に向けての近況も収録した
話題の作品、文庫本化。
【編集担当からのおすすめ情報】
中学校、高校の授業でも多く取り上げられている作品を
文庫本化しました。
夢あればこそ、奇跡は起こせる。
リアルに、これを体現した田中くんの軌跡。
多くの方々に届くことを願っています。
PROLOGUE
いつか、きっと、夢あればこそ。
CHAPTER 1
生還
CHAPTER 2
縁(よすが)
CHAPTER 3
帰還
CHAPTER 4
希望の光
CHAPTER 5
勇気
CHAPTER 6
左手一本のシュート
CHAPTER 7
一枚の写真
【著者紹介】
ノンフィクションライター。筑波大学体育専門学群卒業。英国留学を経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。スポーツ記者として、ラグビー、サッカー等を取材。1998年よりフリー。雑誌等で教育関係、スポーツノンフィクションを中心とした精力的な執筆活動を行っている。著書に『33歳からのハローワーク アタシ探し シゴト探し』、構成者として刊行した『親子再生 虐待を乗り越えるために』『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』『信じて根を張れ! 楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる』『サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標(ビジョン)』(いずれも小社刊)など。家族は夫と1男1女。[しまこの脱力日記] http://ameblo.jp/daturyokunikki/
内容説明
山梨県の中学バスケットボール選手でナンバーワンと言われた田中正幸。県立日川高校の入学直前に一〇万人に一人が発症するという脳動静脈奇形による脳出血で倒れこん睡状態に。生死をさまよった高校生が起こした奇跡とは―。死の淵から蘇り、再びバスケットコートに戻った「あの日」までの一一六七日間、三分三二秒への軌跡を紡いだノンフィクション、『左手一本のシュート』。高校卒業後から始めた夢の第二章、パラリンピックへの挑戦を大幅に加筆。
目次
PROLOGUE いつか、きっと、夢あればこそ。
1 生還
2 縁
3 帰還
4 希望の光
5 勇気
6 左手一本のシュート
7 一枚の写真
EPILOGUE 左手一本のストローク
著者等紹介
島沢優子[シマザワユウコ]
ノンフィクションライター。筑波大四年時に全日本大学女子バスケットボール選手権優勝。スポーツ紙記者としてラグビー、サッカー等を取材。1998年よりフリー。教育、スポーツ関係を中心に執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっちゃん
bakumugi
ハルキ
ながしまともよし
oko1977