出版社内容情報
息もつかせぬサスペンス!北欧犯罪小説大賞受賞作!!
ストックホルムの32歳の女性ホームレスが、ある日突然、連続猟奇殺人犯として警察に追われることになる。食べ物と寝場所を求め格闘しながら、極限状態に身も心もすり減らし、たった一人で真相に迫っていく……。地方都市の富豪の一人娘がなぜホームレスになったのか? 深い心の傷を負い、絶望と背中合わせに生きる主人公が、逃避の人生を清算し新しい生き方を獲得する過程は大きな感動を呼ぶ。2000年北欧犯罪小説大賞受賞作。□本邦初訳
内容説明
一八歳で裕福な家を捨てて、ストックホルムでホームレス同様の暮らしを続けてきた三二歳の女性シビラ。ある晩中年男性に食事とホテルの客室を奢らせることに成功するが、翌朝になって愕然とする。その男性の死体が発見されたのだ。殺害方法は猟奇的で、シビラは有力な容疑者として警察に追われる。さらに同様の殺人事件が続き、すべてが彼女の犯行とみなされる…。食べ物も寝場所もない極限状態からたった一人で真相に挑んでいく。二〇〇〇年ベスト北欧推理小説賞受賞。世界二〇カ国で翻訳されている。
著者等紹介
アルヴテーゲン,カーリン[アルヴテーゲン,カーリン]
1965年スウェーデン生まれ。脚本家を経て作家に。彗星のごとく現われ、デビュー作『罪』が高い評価を受けた。2作目の『喪失』でベスト北欧推理小説賞を受賞。世界20カ国で翻訳され、映画化も進行中。北欧ミステリー界の女王ともいえる存在
柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
上智大学文学部英文科卒業後、ストックホルム大学スウェーデン語科修了
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感想・レビュー
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キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
azukinako
tom
himehikage
豆乳くま