出版社内容情報
元プロフットボール選手ニック・トラヴァーズは、引退して南部音楽研究で博士号を取り、ミシシッピ州の大学で教授として教鞭をとっていた。ある日、母親と慕っていた女性から、30年以上前に死んだと思われていた弟クライドを捜してほしいと相談を受ける。クライドは1960年代に活躍した伝説のブルースシンガーで、何者かに妻を殺害されて姿を消していたのだが……。人種差別渦巻くアメリカ南部の暗い過去と現代が結ばれ、苦味と共感を呼ぶ異色作。○文庫初訳
内容説明
元プロフットボール選手ニック・トラヴァーズは、引退して南部音楽史で博士号を取り、ミシシッピ州の大学で教授として教鞭をとっていた。ある日、母親と慕っていた女性から、三十年以上前に失踪した弟クライドを捜してほしいと相談を受ける。クライドは一九六〇年代に活躍した伝説のブルースシンガーで、身重の妻を何者かに殺害されて姿を消していた。手がかりを求めてメンフィスへ行ったニックが暴漢に襲われている女性を助けたことから、事件は意外な展開を見せる―。人種差別渦巻くアメリカ南部の暗い過去と現代が結ばれ、苦味と共感を呼ぶ異色作。
著者等紹介
アトキンス,エース[アトキンス,エース][Atkins,Ace]
米国アラバマ州生まれ。大学時代はフットボール選手として活躍。ジャーナリストとしてピュリッツァー賞候補に。現在ミシシッピ大学にて教鞭をとる。1998年、『クロスロード・ブルース』でデビュー
小林宏明[コバヤシヒロアキ]
1946年東京生まれ。明治大学文学部英文科卒業
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