小学館文庫
法律事務所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 856p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094054026
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

12月刊行の『依頼人』に引き続き、今月は「法律事務所」が小学館文庫より復活します。いまや初版250万部とされるアメリカ最高の人気作家、ジョン・グリシャムの名を世に知らしめた傑作です。

 苦学の末、ハーバード大学ロースクールを優秀な成績で卒業した野心満々の青年、ミッチ。彼が就職したメンフィスの名門法律事務所は、過酷な労働の対価として、破格の待遇を用意する。恋人とともにバラ色の人生を予感するミッチだが、名門法律事務所の背後には暗黒の世界が広がっていた。ジョン・グリシャムの名を世に知らしめた最高傑作。小学館文庫では2002年12月発売の『依頼人』に続く復刊。さらに3月には『ペリカン文書』もラインアップに加わります。

内容説明

ハーヴァード・ロースクールを優秀な成績で卒業し、ウォール街の名門法律事務所からの数え切れない就職勧誘書を手にした青年、ミッチ・マクディーア。だが、彼が選んだのはメンフィスにある中堅事務所だった。その理由はただひとつ「お金」。一〇年必死で働けば億万長者。あとはバラ色の人生が待っているはずだった。だがこの事務所では過去に五人の弁護士が非業の死を遂げていた。その謎を追ううちに事務所を背後で操る巨悪の存在を知ったミッチは、やがて悪の組織との対決を迫られる…。

著者等紹介

グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生まれ。ミシシッピ大学、同ロースクールを卒業。81年から91年まで弁護士。84年から90年まではミシシッピ州下院議員を務める

白石朗[シライシロウ]
1959年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て英米小説翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

慧の本箱

19
分厚い本書!やっと読了。面白かったけど終盤がちょっと雑だったかな~。その点映画の方が纏まってたみたいだし締めも小技が効いてた感じ。そう言えばケイマン籍のファンドはタックスヘイブンだったね。2024/03/26

せんべい

15
児玉清氏が心に残る面白本として挙げていた本書。主人公は赤貧ながらも優秀な成績で法学部を卒業。過酷な業務ながらも高額な給与に惹かれて、ある「法律事務所」に就職します。念願のマイホームと高級車を手に入れて夢中で仕事をしているうちに、先輩弁護士二人が事故死。その謎を探るうちに、触れてはならない世界に足を踏み入れていきます。物語の展開は頁を追うごとに早くなり、すごく面白く読めました。本書はすぐに映画化されたので、誰にでも面白いという証なのでしょう。児玉氏はグリシャムの三作を解説しているので、読んでみたいです。2013/09/01

けいちゃっぷ

10
長いけど面白い、面白いけど長い。ちょっと後半は主人公側に余りにも都合よく話しが進みすぎだな。好意的に解釈すれば、それだけ主人公が練った作戦が完璧だったということか。856ページ2010/04/16

ほんまる

8
もう1度読んだが、やっぱりおもしろい2020/01/09

アッシュ姉

7
★★★★

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