出版社内容情報
『台湾論』が起こした反小林旋風を蹴散らす
台湾人のアイデンティティに焦点を当てた『台湾論』は日本、台湾、中国で大反響を巻き起こした。なんと台湾ではよしりんが入境禁止に! 『台湾論』の波紋、中国共産党に頭が上がらない親中政治家、官僚、知識人への反論など騒動の顛末を詳細にまとめる。さらに教科書検定での「不合格工作員潜入事件」、教科書採択を裏で操る教員の実態に迫る。他に「オリンピックとナショナリズム」「無党派の市民主義に意義あり」など17編収録。
内容説明
台湾人の歴史観やアイデンティティに焦点をあてた『台湾論』は日本を飛び出し、東アジアにも大反響。刊行直後から大騒ぎの台湾では、ついにブラックリストの対象として、よしりんが入境禁止に?!『台湾論』が投げかけた波紋、中国共産党に頭のあがらない親中知識人への批判、台湾人論客による『台湾論』論、そして入境禁止解除まで、騒動の顛末を詳細にまとめる。また国論を二分した歴史教科書検定には「不合格工作員」が潜入!教科書採択を裏で操る赤い教員の実態に迫る。中、台、韓、米にまで大旋風を巻き起こす、怒涛のよしりんパワーが炸裂。
目次
『台湾論』とオリンピックとナショナリズム
教科書検定に「不合格工作員」が潜入
国民に道徳はあるか?
『台湾論』はサヨク言論空間を変える
無党派の市民主義に異議あり
李登輝学校で学ぶ
名刺の「世間」で「個人」は育つか?
教科書採択を裏で操る赤い教員
信じることと疑うこと
中共を利する西尾幹二の台湾論
特別収録活字版ゴーマニズム宣言―台湾は信じられない国なのか?
わし台湾への入境禁止となる!
インタビュー―『台湾論』が投げかけた波紋
ブラックリストの男だぜ
『台灣論』風波
「つくる会」教科書・検定合格
反・軍国主義のわしって「極右」?
李登輝氏訪日に「人道上の観点」は必要ない
特集―台湾論客の『台湾論』論
ありがとう「新しい歴史教科書」のための大宣伝
番外編―このわしのボヤキ
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡生まれ。漫画家。75年に「東大一直線」でデビュー。その後「おぼっちゃまくん」が大ブームとなり、ギャグ漫画に新風をまき起こし、小学館漫画賞を受賞。現在は雑誌『SAPIO』で「新・ゴーマニズム宣言」を大反響連載中、言論・思想界に地殻変動を引き起こしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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