小学館文庫
「引きこもり」生還記―支援の会活動報告

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094048025
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

推定80万人の家族がかかえる苦悩と連帯の記録。

 全国で推定80万から100万人!? 今や社会問題化している「引きこもり」。厚生労働省調査では、20代以上のものが全体の5割を超え、10年以上の長期にわたって引きこもる例も多くみられるという。そんな危機的状況に、引きこもりに悩む親たちが連携して立ち上がり、支援活動を始めた。本書ではその活動をレポートするとともに、全国の引きこもり家庭を取材。引きこもりから〃生還〃した当事者たちと親たちの苦悩の日々を伝える。彼らはなぜ引きこもるのか、どうすれば生還できるのか、親はどうすべきか。話題沸騰の緊急レポート!

内容説明

全国で推定80万から100万人!?今や社会問題化している「引きこもり」。厚生労働省調査では、20代以上のものが全体の5割を超え、10年以上の長期にわたって引きこもる例も多くみられるという。そんな危機的状況に、引きこもりに悩む親たちが連携して立ち上がり、支援活動を始めた。本書ではその活動をレポートするとともに、全国の引きこもり家庭を取材。引きこもりから“生還”した当事者たちと親たちの苦悩の日々を伝える。彼らはなぜ引きこもるのか、どうすれば生還できるのか、親はどうすべきか。話題沸騰の緊急レポート。

目次

第1章 親世代の価値観に対する反逆
第2章 親たちの苦悩と惨状
第3章 引きこもりと“多重人格”
第4章 広がる支援の輪
第5章 やっと国も動き始めた

著者等紹介

池上正樹[イケガミマサキ]
ジャーナリスト。1962年神奈川県出身。通信社勤務を経て、各誌で犯罪、事件などを中心に生活者の観点から広く社会問題を取材・執筆する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

八雲

0
池上正樹のひきこもりの本を何冊か読んだけど、この本が一番よかった気がする。結局この人は記者なんだ。自分の考えがあるわけではない。この人にできることはネタを拾ってきて書くことで、深く分析するスタンスではないんだろう。だったらひきこもりの当事者や家族の言葉を丁寧に拾っていくことが一番この人に向いているんだと思った。ただ考えがないから、視点がばらばらで全体的に一貫性がない。2015/09/24

シュラフ

0
引きこもり者はいま全国で100万人超。家族も不幸であるし、社会の大きな損失。この本では引きこもり者のインタビューを中心に書かれているが、本人たちに引きこもり理由はよく分からない。ただ本人たちが「これではいけない」との立ち直りのきっかけは求めているのは救いある。人間には生存本能があるはず。豊かな社会では、家族が社会が食べるものを保障する。カネを稼ぐ厳しさを知らずに若者たちは成長していく。その結果が引きこもりの増加である。子どもたちはなに不自由なく育ってほしいという思いはあるが、ある程度の厳しさは必要。  2012/10/06

のちおちゃん

0
☆☆☆2002/01/06

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