内容説明
公称百万人の信者を擁すると豪語する新興教団「お告げの天使」。その実態は、教主・神居法泉の専横の下、信者の誘拐、統一結婚式の強要、教団被害者の殺人も辞さぬ邪教集団であった。教団の非道に愛する者を奪われ阿修羅と化した男・朝倉の凄絶な復讐戦を描く、とびきりのエンターテインメント作品、待望の文庫化。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。『高層の死角』(江戸川乱歩賞)『腐蝕の構造』(日本推理作家協会賞)『人間の証明』(角川小説賞)など数多くのベストセラー作品を著し、03年には作家生活四〇周年を迎えるとともに日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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