出版社内容情報
国内外で大問題になった『新しい歴史教科書』は、多くの賛同を得ながらも、採択では惨敗した。その裏で何があったのか。西尾氏始め10人の論客があらゆる角度から分析、検証する。異論を許さぬ空気を排す戦いは第2段階に入った。
国内外で大問題になった『新しい歴史教科書』は、多くの賛同を得ながらも、採択では敗退した。その裏で何があったのか。西尾氏はじめ10人の論客があらゆる角度から分析、検証する。昨年秋に発行され好評を博した『迫りくる「全体主義」の跫音』に、西尾氏が大幅に書き換え、さらに藤岡信勝氏、高森明勅氏、宮崎正治氏がますます自虐化する教育界・言論界への今後の戦いの指針を示す。「異論を許さぬ空気」を排する戦いは第2段階に入った。
内容説明
国内外で大問題になった『新しい歴史教科書』は、多くの賛同を得ながらも、採択では敗退した。その裏で何があったのか。西尾幹二氏はじめ10人の論客があらゆる角度から分析、検証し、次の採択に向けた問題点を炙り出す。二〇〇一年秋に発行され、好評を博した『迫りくる「全体主義」の跫音』を、西尾氏が大幅に改訂し、さらに藤岡信勝氏、高森明勅氏、宮崎正治氏が新たに寄稿して、ますます自虐化する教育界・言論界に対する戦いの指針を示す。教科書問題を通して「異論を許さぬ空気」を打ち破る戦いはいよいよ第2段階に入った。
目次
第1部 『新しい歴史教科書』問題で新たに何が見えてきたか(『新しい歴史教科書』の新たな第一歩に向けて;迫りくる「全体主義」の跫音;「高校日本史」さらに悪化のきざし―文科省の後退と教科書会社の迎合)
第2部 『新しい歴史教科書』の採択の過程で何が起こったのか(韓国・中国・北朝鮮の反日統一戦線;繰り返される中韓の修正要求;中国の本当の狙い;メディアはどう報道したか;『新しい歴史教科書』批判に応える;全国を飛び歩く「市民」の正体)
第3部 「歴史教科書」はこれからどうあるべきか(『新しい歴史教科書』次なる戦い;理想の歴史教科書)
著者等紹介
西尾幹二[ニシオカンジ]
1935年、東京都生まれ。東京大学独文科卒。同大学院文学修士及び文学博士。電気通信大学名誉教授。「新しい教科書をつくる会」会長をつとめた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。