出版社内容情報
一看守の眼が捉えた今初めて明かされる東京裁判の舞台裏。
東京・池袋、林立する高層ビル群の真下に、かつて我が国未曾有の試練となった「東京裁判」のもう一つの舞台「巣鴨プリズン」があった。東條英機ほか戦犯60名の処刑が行われた場所でもある。1945年から13年の間、この収容所におびただしい数の、戦犯・容疑者たちの日々があった。報道の立ち入りの許されなかったこの施設の全貌はほとんどしられていない。元看守によって密かに隠し撮られたこのフィルムがなかったとしたら、それは歴史の闇に埋没してしまっただろう。
内容説明
東京・池袋、林立する高層ビル群の真下に、かつて我が国未曾有の試練となった「東京裁判」のもう一つの舞台「巣鴨プリズン」があった。東条英機ほか戦犯60名の処刑が行われた場所でもある。1945年から13年の間、この収容所におびただしい数の、戦犯・容疑者たちの日々があった。報道の立ち入りの許されなかったこの施設の全貌はほとんど知られていない。元看守によって密かに隠し撮られたこの一連のフィルムがなかったとしたら、それは歴史の闇に埋没してしまっただろう。
目次
「東京裁判」その光と影(日本の一番長い日;ポツダム宣言;御前会議;戦争犯罪人 ほか)
20世紀の残像(巣鴨プリズン未公開フィルム)
歴史の足あと(去る人、来る人;巣鴨の生活;米軍管理から日本管理へ;巣鴨プリズン三大事件 ほか)
著者等紹介
織田文二[オダブンジ]
1919年東京に生まれる。法政大学専門部に学ぶ。’50年久里浜刑務所看守となる。’52年4月、巣鴨戦犯刑務所の日本政府への移管を期に巣鴨刑務所官となる。’58年5月廃監まで刑務官として勤務。その後、中野刑務所看守部長を経て退官。矯正教育功労により勲七等瑞宝章受章
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