出版社内容情報
護憲か改憲か。「理想」と「現実」の論憲史、全検証!
試行以来50数年、数多くの改憲論議がなされ、しかし改正されずに現在に至っている、2000年には憲法調査会が設置され、憲法を論じる気運が高まるかに見えたが、おしなべて質、量ともに低調であった。なぜか? 護憲・改憲論史を遡り「理想」と「現実」の間で揺れる、日本及び国民のあるべき姿を問う。
内容説明
施行以来50数年、数多くの改憲論議がなされ、しかし改正されず現在に至っている。2000年には憲法調査会が設置され、憲法を論じる気運が高まるかに見えたが、おしなべて質、量ともに低調であった。なぜか?護憲・改憲論史を遡り「理想」と「現実」の間で揺れる、日本及び国民のあるべき姿を問う。
目次
第1章 憲法の見直しはどんなきっかけで始まったか
第2章 押しつけ憲法論・自主憲法論はなぜ主張されたか
第3章 内閣憲法調査会の活動は何をもたらしたか
第4章 自主憲法論議はどのように推移したか
第5章 「国際貢献」は憲法論議をどう変化させたか
第6章 国会憲法調査会の活動はどう進められるべきか
著者等紹介
竹前栄治[タケマエエイジ]
東京経済大学教授(法学博士)。占領史研究家。1930年長野県生まれ。米国の膨大な占領資料を読破中に視力を失う
岡部史信[オカベフミノブ]
創価大学比較文化研究所助教授、東京経済大学非常勤講師。労働法、憲法専攻。1963年富山県生まれ
藤田尚則[フジタヒサノリ]
創価大学法学部教授、中央大学非常勤講師。憲法専攻。1951年島根県生まれ
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