出版社内容情報
自らの命を犠牲にしてまで人を救おうとした韓国青年の素顔。
2001年1月26日、JR新大久保駅の線路に落ちた酔客を救おうとして犠牲になった韓国人留学生・李秀賢さん。彼がとっさに示した〃勇気〃は日韓両国民に大きな感動を与えた。いま、多くの日本人は、このような〃とっさの勇気〃を見失っていないだろうか。李さんにこうした勇気を授けた半生とはどの様なものだったのか。本書は、彼の素顔を釜山まで追い、両親への長時間インタビュー、友人、恋人の証言をもとに、彼が我々日本人の心に残した感動の本質に迫る。
内容説明
2001年1月26日、JR新大久保駅の線路に落ちた酔客を救おうとして犠牲になった韓国人留学生・李秀賢さん。彼がとっさに示した“勇気”は日韓両国民に大きな感動を与えた。いま、多くの日本人は、このような“とっさの勇気”を見失っていないだろうか。李さんにこうした勇気を授けた半生とはどの様なものだったのか。本書は、彼の素顔を釜山まで追い、両親への長時間インタビュー、友人、恋人の証言をもとに、彼が我々日本人の心に残した感動の本質に迫る。
目次
第1章 国境を超えた勇気ある行動
第2章 希望の国日本
第3章 人々の心に残る李秀賢
第4章 両親が涙で明かした「息子の人生」
エピローグ 父から亡き息子へ、そして日本の皆様へ
特別寄稿(日本人と韓国人;李さんの死に新しい時代の胎動を聞く)
著者等紹介
夫址栄[ブジヨン]
1961年韓国ソウル生まれ。ソウル大学経済学科卒。84年、朝鮮日報入社。政治部、経済部を経て、95年末まで4年6か月間、東京特派員。帰国後には、朝鮮日報国際経済チーム長、月刊朝鮮記者として執筆、著述に活躍
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