出版社内容情報
「歌う不動産王」負債1000億円破綻の真実に学ぶ。書き下ろし。
負債総額一〇三四億円──。「歌う不動産王」と呼ばれた千昌夫の経営する不動産会社が、二〇〇〇年二月四日東京地裁に特別清算を申請、ついに倒産した。歌手を目指して岩手から上京。『星影のワルツ』のヒットを足がかりに実業家へと転身。絶頂期には資産二〇〇〇億円以上を誇っていた千昌夫。だがバブル崩壊後の地価下落の直撃を受け、莫大な資産は一気に不良債権化した。だがバブルに躍らされたのは彼ばかりではない。その栄光と凋落のドラマは、日本の歴史そのものだ。彼の歩んだ道程には、我々自身が学ぶべきことがあまりにも多い。
内容説明
負債総額1034億円―。「歌う不動産王」と呼ばれた千昌夫の経営する不動産会社が、2000年2月4日東京地裁に特別清算を申請、ついに倒産した。歌手を目指して岩手から上京。『星影のワルツ』のヒットを足がかりに実業家へと転身。絶頂期には資産2000億円以上を誇っていた千昌夫。だがバブル崩壊後の地価下落の直撃を受け、莫大な資産は一気に不良債権化した。だがバブルに躍らされたのは彼ばかりではない。その栄光と凋落のドラマは、日本の歴史そのものだ。彼の歩んだ道程には、我々自身が学ぶべきことがあまりにも多い。
目次
プロローグ 負債1034億円
第1章 スターへの道
第2章 実業家への道
第3章 土地を徹底的に利用した千昌夫の錬金術
第4章 千に見る人脈づくりの秘訣
第5章 増える資産の陰には利子払いの日々
第6章 歌う不動産王の栄光と凋落
エピローグ 千昌夫はなぜ特別清算を選んだのか