小学館文庫<br> 逃亡射殺―隣りの殺人者〈3〉

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小学館文庫
逃亡射殺―隣りの殺人者〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094037036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「南米へ逃れた保険金殺人犯」徹底取材。

 愛知県の運送会社社長と常務が従業員らに巨額の保険金をかけ、暴力団と組んで次々と殺害。二人は台湾を経てパラグアイからブラジルに逃亡する。しかし、ICPOの手配で現地警察にも追われる。酒と女で、ひととき逃亡の我が身を忘れ、さらなる流転の末、最後はアマゾン河支流で日系人刑事らに射殺される。一九七九年に「史上最大の保険金詐取事件」として耳目を集めた事件を題材に、著者水から現地へ飛んで、彼らの逃避行の足跡を丹念に取材し描いた迫真の犯罪詳説。書き下ろしとしては著者の代表作『復讐するは我にあり』のつぎに位置する作品である。

内容説明

愛知県の運送会社社長と常務が従業員らに巨額の保険金をかけ、暴力団と組んで次々と殺害。二人は台湾を経てパラグアイからブラジルに逃亡する。しかし、ICPOの手配で現地警察にも追われる。酒と女で、ひととき逃亡の我が身を忘れ、さらなる流転の末、最後はアマゾン河支流で日系人刑事らに射殺される。1979年に「史上最大の保険金詐取事件」として耳目を集めた事件を題材に、著者自ら現地へ飛んで、彼らの逃避行の足跡を丹念に取材し描いた迫真の犯罪小説。書き下ろしとしては著者の代表作『復讐するは我にあり』のつぎに位置する作品である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ボンタンパンチ

1
素っ気ないタイトルだが、元は「旅人たちの南十字星」という、より詩的なものだったらしい。 犯人たちがブラジルに逃げた愛知保険金殺人事件を小説化したもの。陰惨な犯罪に対してどこかのんきなブラジルの風景。終盤、犯人二人組の夜空を眺めての会話がどこかもの悲しい。 北野武主演で映画化の話もあったそうだが、フライデー襲撃でポシャった模様。残念。

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