小学館文庫 サダム・フセインの断末魔

角間 隆【著】

小学館（2003/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 220p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094036978
• NDC分類 312.281
• Cコード C0195

出版社内容情報

　長引く査察にブッシュ大統領を始めとするアメリカ主戦論者たちのイラ立ちもついに頂点を越えた！　イラクの独裁者サダム・フセインは本当に世界の脅威だったのか。その血塗られた生い立ち、権力掌握と独裁の日々を辿り、素顔を明らかにする。そして「独裁者の最期」に焦点を当てて、「フセイン殲滅」戦争の全貌を描き出す。アメリカのラムズフェルド国防長官、イラクのラマダン大統領を直撃。中東＝アメリカ多元取材を敢行した最新リポート。●文庫書き下ろし

内容説明

イラクの独裁者サダム・フセインは本当に世界の脅威だったのか。その血塗られた生い立ち、権力掌握と独裁の日日を辿り、知られざる素顔を明らかにする。そして「独裁者の最期」に焦点を当てて、「フセイン殲滅戦争」の全貌を描き出す。アメリカのラムズフェルド国防長官、イラクのラマダン副大統領を直撃。中東＝アメリカ多元取材を敢行した最新書き下ろしリポート。

目次

第１章　開戦（攻撃開始；地上部隊の展開　ほか）
第２章　証拠（年頭教書で大見得を切ったアメリカ大統領の賭け；スペースシャトル「コロンビア」の悲劇と奇跡　ほか）
第３章　独裁（歴史を盾に古代の帝王を気取る；不幸な出自をバネにしたサダムの怨念　ほか）
第４章　冷血（査察の継続とアメリカのいら立ち；もぬけの殻だった「アルカイダ関連の毒ガス製造工場」　ほか）
第５章　迷走（ラマダン・イラク副大統領は反論する；ラムズフェルド国防長官が明かした「ウルトラ秘密兵器」　ほか）

著者等紹介

角間隆［カクマタカシ］
１９３６年大阪生まれ。石川県金沢市出身。５９年東京大学在学中に上級職国家公務員試験に合格。６０年同大学卒業後、ＮＨＫに入局。６４年コロンビア大学ジャーナリズム大学院に留学。８０年ＮＨＫを退職。以降国際ジャーナリストとして活躍
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