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小学館文庫
すれっからし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094031812
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「芸能界学校」で学んで大人になった女優の衝撃の自伝告白。

清楚な顔立ち、魅惑的な姿態で、男女を問わず、子供から大人まで幅広い人気を集めている女優・杉田かおるが語る半生は、度肝を抜く。離婚した両親、小学校・中学校・高校でのケンカ・カツアゲの問題行動、未成年飲酒と暴力沙汰……そんな数々の「非常識」、生意気ぶりを、彼女は隠すことなく、飾ることなく、率直に赤裸々に語る。しかも、その語り口には、そこらの「人生論」にはない、透徹した自己解剖の目が鋭く光って見える。

内容説明

自分の意思で子役を目指し、七歳でテレビドラマ『パパと呼ばないで』でデビュー。しかし、その華やかな世界の栄光と悲惨を体験し、わがままとけんかと酒に明け暮れる十代。さらに私生活の嵐…。父母の離婚、借金地獄、喘息の発作、子宮がんの疑い、薬の副作用による体調の激変、弁護士や雀師との恋愛、そして結婚詐欺、ヘアヌード…。ひとりの女優のすさまじいまでの生きざま。「杉田かおるは、こんな人生を歩いてきたのか、これに比べれば自分の人生のほうがずっとまし、と思ってくだされば、それで十分である」。

目次

1 子役
2 修羅場
3 醜聞
4 空白
5 男
6 今

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m!wa

1
まぁ、杉田かおるさんらしい感じですよ(笑)私は杉田さんには、とても好感をもっています。なんせ、面白いですからね。カツアゲされた人や髪の毛を抜かれた男の人からみたら、とんでもねぇやつでしょうけど。また、テレビやユーチューブにでてきてくれたら、うれしいです。2020/07/27

紡ぎたい人

1
11年前に発売されたものだが、今までにもテレビで見て聞いたことのある逸話の背景や実名なども載っており、興味深かった。波乱万丈の人生送ってきた著者は、その後もバラエティーなどにでて世間を騒がし結婚そして離婚とさらなる話題を提供してくれている。芸能界を生き抜いている人というのはこうも恐ろしく悲しいのでしょうか。2010/02/09

スミレ

0
裕福な家庭に産まれ5歳から芸能界に入る。性格はまさに生意気な気性が洗いとてもお嬢様ではなかった。人間の泥々した裏も地獄も味わいそれでも立ち直り芸能界に生き抜く事が出来たのは彼女の根底にある倫理観であったと思う。人に助けられ生き抜いて来れたのだとも思う。一気に読み応えある自伝。タイトルがすれっからしでは勿体無い2015/10/19

JUN

0
彼女の生い立ち、自伝。子供の頃は裕福であったが、両親の離婚、父親の不動産が倒産もあり。母と妹と3人で暮らす。中学時代は完全にワルで、仕事場でもワガママ放題、子役を過ぎると芸能界を干されてしまう。借金地獄が3回、喘息で死にそうになる。年をとると、ともに謙遜出来る様になったらしいが、こんな女性は嫌だと思う。裏表は無いかもしれないが・・・2012/01/26

nagisa-shiosai1986

0
子役として名を馳せた著者。現在もバラエティに、情報番組に、とご活躍だが、ここに至るまで沢山のことがあった。もちろん仕事のこと。そしてプライベートも。何もここまで書かなくても…と思うが、その思い切りの良さと同世代という事も手伝って、共感もてた。2012/08/05

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