小学館文庫
パレスチナ「自爆テロの正義」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094028065
  • NDC分類 319.28
  • Cコード C0195

出版社内容情報

戦闘、テロ、虐殺、拷問…カメラマンが追うパレスチナの壮絶な日常!

 赤十字で働く28歳の女性や結婚を控えた18歳の女子高生が自爆テロを遂行するパレスチナの現実。「イスラエルは私たちの土地を勝手に占領して小さな子どもたちまで殺している」…半世紀以上続くパレスチナ紛争は宗教、土地、大国のパワーポリティクス等が絡み、最悪の事態を迎えている。常に犠牲になるのは市民や子供たちだ。いつ悲惨な紛争は終わるのか?フォトジャーナリストとして紛争地を駆け巡る著者が送る、迫真の最新フォト&レポート!

内容説明

連日、自爆テロが続くパレスチナ。いまや赤十字で働く女性や、結婚を控えた18歳の女子高生までが自爆テロを遂行し、人々に支持されている。「イスラエルは私たちの土地を勝手に占領して小さな子どもたちまで殺している。だから自爆攻撃を支持するのよ」半世紀以上続く紛争には宗教、土地、大国のパワー・ポリティクス等が絡み、最悪の事態を迎えた。市街戦、虐殺、拷問、そして自爆テロと、報復の連鎖は果てしなく続く。騒乱下で人々はどう過ごしているのか?パレスチナ人の自爆テロの「正義」とは?フォトジャーナリストとして紛争地を駆け巡る著者が綴った衝撃のフォト&レポート。

目次

第1章 自爆テロ現場
第2章 第二次インティファーダ
第3章 パレスチナ難民
第4章 ユダヤ人とアラブ人はなぜ憎み合うのか
第5章 イスラエルによる「和平と共存」の意味
第6章 ホロコースト・シンドローム
第7章 パレスチナの武装過激派たち
第8章 2002年春のイスラエル大侵攻
第9章 頻発する女スワサイド・アタッカー

著者等紹介

Q・サカマキ[Qサカマキ]
NYを拠点とするジャーナリスト・写真家。コロンビア大学院国際関係学科卒。紛争学専攻。パレスチナをはじめ各地の紛争地帯を取材、世界のメディアに掲載。97年、“The Human Condition‐photojournalism 97”で世界のトップ・フォト・ジャーナリストの1人に選抜される
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナン

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02年の本なので古くはなってしまってはいるが、パレスチナ問題に興味があるなら一読の価値はあると思う。本全体を通して論調がパレスチナ寄りという感はあるが、もし自分が同じ立場に置かれたとしたら、もしその中で友人や家族が自爆テロを選んだとしたら、自爆テロを100%否定できるだろうか。

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