小学館文庫
「反日韓国」に未来はない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094024760
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

韓国の日本に対する「優越教育」の誤謬を問う。

 二〇〇二年ワールドカップ共同開催を前に高まっていた日韓友好ムードは、「教科書」「靖国」問題で消し飛び、韓国全土で反日感情が再燃した。著者は、韓国政府が民間交流をも禁じたことを徹底批判する。そして、そもそも日本統治時代にも日本人と韓国人の間には概ね「よき関係」が成立していたことを多くの実例から指摘し、それすら否定する韓国の「反日」は「国をまとめるために教育によって作ったもの」と鋭く分析する。さらに、「韓国が真に成長するには、この“反日”を捨てることが不可欠だ」と訴える。日韓両国国民覚醒の書。

内容説明

2002年ワールドカップ共同開催を前に高まっていた日韓友好ムードは、「教科書」「靖国」問題で消し飛び、韓国全土で反日感情が再燃した。著者は、韓国政府が民間交流をも禁じたことを徹底批判する。そして、そもそも日本統治時代にも日本人と韓国人の間には概ね「よき関係」が成立していたことを多くの実例から指摘し、それすら否定する韓国の「反日」は「国をまとめるために教育によって作ったもの」と鋭く分析する。さらに、「韓国が真に成長するには、この“反日”を捨てることが不可欠だ」と訴える。日韓両国国民覚醒の書。

目次

第1章 韓国の「反日」は国内政治に不安があるたびに燃えさかる
第2章 植民地化を絶対的な悪とする考え方は間違っている
第3章 抜け落ちている統治時代の民衆生活史
第4章 戦後韓国の「反日主義」を批判する
第5章 戦後日韓の「きれいごと主義」を批判する
第6章 反日民族主義最後の砦「教科書歪曲論」を批判する

著者等紹介

呉善花[オソンファ]
1956年、韓国・済州島生まれ。83年来日、東京外国語大学大学院修士課程修了。現在、執筆のかたわら拓殖大学日本文化研究所客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AKIKO-WILL

21
呉善花さんと言えば、日本から韓国への入国を拒否されたと記事になったのを見たことがあり、何で?と思いましたがこの本を読んで納得。韓国の済州島生まれの著者が韓国の反日の事を分かりやすく説明してくれます。教科書問題、靖国神社参拝、従軍慰安婦など。韓国の小中華主義とは?色々勉強になりましたが、一回読んだだけではなかなか理解できなかったので、また著者の違う本も読んでみたいです。2016/01/28

がんぞ

4
著者のような両国の橋渡しとなるべき方が、現在入国さえ許されない。2002W杯前年出版、教科書問題で感情は冷却中。韓国人の考えでは「正しい歴史を認識すれば無問題になる」と、各国に歴史観の相違のあるのを認めない。併合したことが《侵略》であり根本的な犯罪であると。人間関係にたとえ「日本を女、韓国は男」あるいは「弟が兄に尽くすのは当然」といやらしく考えている。日清戦争で清から解放された半島にロシアは不凍港を得る目的で進出した。日本に庇護されていながらロシアに援助を求めた→併合。好戦的感情をコントロールできない愚か2015/02/12

ノスケ

3
2001年発行。韓国の反日は小中華思想が根底にあるから、反日政策を止めたところで日本を対等な国家として扱う事はない。ここまで解っていながら反日を止めろと書ける著者は凄い。現在は反発している状態の日韓だけど、発行当時はお互いの国で譲り合えば発展していけるという幻想を日本が抱いていた時代だったんだろうな。2013/05/09

おさむん

1
ワールドカップ共同開催前に書かれた本なので、少し古いですが、本質は今も変わっていないと感じました。教科書、靖国神社、従軍慰安婦など、日本人視点から「なぜ?」と思う問題について、韓国人視点から、よくわかります。2018/09/09

ふうこ

1
やがて戦争になり空襲がはじまると、日本人は防空壕を掘ったのですが、その家の主人は叔父や父母たち韓国人家族も入れる大きな防空壕を掘り、防空頭巾を作ってくれ、アメリカの飛行機が来ると、いつも子どもたちを先頭にしてみんなを先に防空壕に入れ、自分はいちばん最後に入ったそうです。そこには確かに、人間同志の心のふれあいがあったはずなのに、あったものがなかったものにされている。2013/02/06

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