出版社内容情報
日本復活のための新たなIT戦略と文明論とは。
IT革命の中で、アメリカは強固な覇権を打ち立て勝利者の位置を誇示している。一方の日本は「失われた10年」をいまだに終息させることができず、「日本復活」は覚つかない。しかし、ITを巡る戦いは緒についたにすぎない。かつての日本がそうだったように、アメリカの強みはそのまま弱点に転化する。グローバルスタンダードという名のアメリカンスタンダードの強要が、それである。日本がこのアメリカに勝ち、復活を果たすキーワード??それはあらゆるものを内に包摂する、「人間の森文明」という日本固有の文明である。
内容説明
IT革命の中で、アメリカは強固な覇権を打ち立て勝利者の位置を誇示している。一方の日本は「失われた10年」をいまだに終息させることができず、「日本復活」は覚つかない。しかし、ITを巡る戦いは緒についたにずぎない。かつての日本がそうだったように、アメリカの強みはそのまま弱点に転化する。グローバルスタンダードという名のアメリカンスタンダードの強要が、それである。日本がこのアメリカに勝ち、復活を果たすキーワード―それはあらゆるものを内に包摂する、「人間の森文明」という日本固有の文明である。
目次
第1章 「神の見えざる手」は誰のものか
第2章 アメリカンドリームの幻想
第3章 人間の森文明論
第4章 日本がアメリカに逆転する日
第5章 日本から第三の道の提唱を
著者等紹介
小野晋也[オノシンヤ]
衆議院議員。1955年愛媛県生まれ。78年東大工学部卒業、80年東大工学系大学院修士航空学専修課程修了後、松下政経塾入塾。83年愛媛県議当選、93年衆院議員に当選し、現在3期目。著書に『志力奔流「人間の森文明」宣言』(致知出版社)
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