昭和の歴史 〈第4巻〉 十五年戦争の開幕 江口圭一

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昭和の歴史 〈第4巻〉 十五年戦争の開幕 江口圭一

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784094011043
  • NDC分類 210.7

出版社内容情報

(江口圭一)

「生命線満蒙」を主張して柳条湖事件をひきおこした関東軍は、たちまち満州全域を武力占領し、新聞・雑誌の支持を得て、日本国民を熱狂の渦にまきこんだ。5・15事件を経て、「非常時」のかけ声のもと、思想統制は強化された。昭和7年、「満州国」建国をきっかけに国際連盟を脱退して孤立した日本は、ドイツとの提携を模索する。2・26事件を契機に力を得た軍部はファンズムへの道を突き進む。

内容説明

昭和6年9月18日夜、中国東北部の柳条湖の満鉄線路に仕かけられた爆弾の破裂は、その後15年間続いた日本の戦争の号砲となった。昭和11年2・26事件までの5年間、日本の国民は、時代にどのように向きあって生きたか。

目次

激動の10年―はじめに
生命線満蒙
独走と不拡大
美談と反戦
王道楽土
非常時
42対1
1935、6年の危機
文明の光と影
国体明徴
華北分離
反乱と粛軍
満州事変と現代―おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Terry Knoll

2
「昭和の歴史」(文庫判)の一冊。大恐慌から満州事変を経て225事件・広田内閣の組閣までを述べています。 なぜ戦争が起きるのか?国民が明日の飯にこまるようになると戦争になる。 政党間を政争に、陸海軍で予算の取り合い、軍内部でも二つに分かれて権力争い。 統一した戦略がない。場当たり的な外交。 鉄鋼・石油などは全部輸入にたよる。これは戦争するほうがおかしい。 何度か、外交交渉で開戦を避けられる落とし所はあったけど、見誤って失敗。 震災の対応等をみると、日本の政治は進歩しているとは思えないです。2014/01/27

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