出版社内容情報
三浦綾子が若い母に捧げる、愛のエッセイ集
創造選書『藍色の便箋』(83年12月発行・定価880円)を文庫本にしたもの。愛の作家、三浦綾子先生が、夫婦の愛のあり方、親の愛のあり方、真実に生きることを問いかけ、誰にも訴えようもない現実のさまざまの悩みに答えてくれる、若い母親にあてた手紙です。一生かかって夫婦になる/秘密は打ち明けるべきか/子供の暴力に考える、など。
内容説明
あたたかい愛の祈りが胸をうつ。若い母に捧げる、「綾子からの手紙」集。
目次
夫婦の愛(一生かかって夫婦になる;秘密は打ち明けるべきか;ペットを飼う資格;お互いを生かすためのあり方;初めての愛)
真実に生きること(上手に話が出来ない;かくれた真実;知恵の木の実の恐ろしさ;積極的に生きる;真の平和を願って;矢部登代子さんのこと;すべてのこと相働きて益となる;明るく生きるために;少数者に目を注めよう)
親の愛のあり方(どんな人間に育てるか;子供の暴力に考える;ほんとうの愛に生きる;人の期待と神の備え;母は子供の魂の導き手)