女二人の手紙のやりとり 人生論 あなたは酢ダコが好きか嫌いか

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女二人の手紙のやりとり 人生論 あなたは酢ダコが好きか嫌いか

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784093965484
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

愉快痛快!年の差50歳の「真剣」勝負

◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました」

◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」

1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さん。年の差50歳の二人が往復書簡を交わしました。夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うこと……交わされる手紙の内容は実に様々です。
「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、佐藤さんはどう答えたか。佐藤さんが時に厳しく時に優しく返事をし、手紙を重ねるにつれて心の深い部分が赤裸々に綴られ、人生の大切なことが明らかになっていく往復書簡は、たっぷり笑えて、しかも深い感動を呼びます。

<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)

<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)

読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。











【編集担当からのおすすめ情報】
『九十歳。何がめでたい』が128万部を超えるベストセラーになったことで狂瀾怒濤の日々を送っていた佐藤さん。そうした最中に佐藤さんと小島さんは文芸誌で対談を行いました。その後、手紙を交わす間柄になったことを知り、「女性セブン」誌面でその手紙を掲載させて頂けないかと依頼をしました。

そうした経緯もあって、本書で交わした二人の手紙はとても個人的で、率直で、親密なものです。最初、そうした二人だけの私信を覗き見るような感覚を感じたほどです。
悩みを赤裸々に打ち明ける小島さんと、それを笑い飛ばしながらもどこまでも真剣に答える佐藤さん。本書を読むうち、私の悩みもどこかへ消え去り、勇気と元気をもらえたような気がします。

小島さんの著作を好きな方、佐藤さんの著作を好きな方、いずれの方にとっても、おふたりの新しい一面を垣間見ることができると思います。ぜひお手にとってお読みください。そして心があたたかくなって、大切な人にに手紙を書きたくなる、そんな忘れられない一冊になることをお約束します。










内容説明

夫婦とは、愛とは、喧嘩とは、孤独とは、恋とは、生きるとは―いわば酢ダコのようなもの!?悩み、愚痴、怒り―年の差50歳の真剣勝負。

目次

第1章 夫婦について
第2章 世の中について
第3章 人生について
最終章 ふたたび夫婦について
特別付録 人生って何ですか?(佐藤愛子×小島慶子)

著者等紹介

小島慶子[コジマケイコ]
1972(昭和47)年生まれ。放送局勤務を経てタレント、エッセイストとして活躍中

佐藤愛子[サトウアイコ]
1923(大正12)年生まれ。甲南高等女学校卒業。’69年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、’79年『幸福の絵』で女流文学賞、2000年『血脈』の完成により菊池寛賞、’15年『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞。’17年春に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よこたん

51
“私は思います。勝手に傷ついてクヨクヨしてる暇にむやみに傷つく自分を矯める努力をした方がいいんじゃないかとね。” なんやかやと、言うてもらえるうちが花だなあ。竹を割ったようなお二人のワハハハと豪快な手紙のやりとりかと思っていたら、小島慶子さんのほぼお悩み相談だった。佐藤愛子さんの器の大きさが、より際立つ。これ違う方との組み合わせだったら、もっと暗ーい展開になってたかも。しんどい思考、生き方をしてきた小島さんが、脱力できる糸口をこの機会に掴めていたらいいなと願う。酢ダコの例え話、あんまりピンと来ず(笑)2020/06/22

ann

45
新旧2人の豪放な、でも繊細な「女傑」の往復書簡。最後の書簡が圧巻だった。佐藤さんは既に半身は「神」の領域の人である、と言いきれる。いろいろ苦しさを抱えた小島さんが、佐藤さんの言葉で腑に落ちて行く様子がとても素敵だった。2020/07/18

チャッピー

38
佐藤愛子さんの思わず納得のアドバイスが素晴らしい。小島慶子さんはあまり知らなかったけど、夫とのことや自分の性格のことでグダグダ書いてる様にちょっと親近感を感じた。2020/07/12

パフちゃん@かのん変更

34
題名につられて読んだが、ちょっと合わなかった。豪胆な愛子さんは期待通り面白いが、小島さんは繊細過ぎてヒリヒリする感じ。2021/07/18

O-chami

27
軽く楽しい往復書簡かと思いきや、実に大真面目で真剣な、割と生々しい一寸変わった面白い読み物でしたね。 年の差50歳、慶子さんの悩み・愚痴・怒りを、愛子さんの大きな慈愛が包み込む。 何と今年、愛子さんは100歳を迎えます❗️ BGMは、愛子さんの兄・サトウハチロー・作詞/加藤和彦・作曲/ザ・フォーク・クルセダーズ・歌唱の「悲しくてやりきれない」🎶2023/02/03

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