出版社内容情報
人生ゼロからやり直せる「奇跡」の塾
現代社会において、不登校、勉強が苦手、非行などさまざまな理由で学校に行けず「普通の道」から取り残されてしまった子供たちは少なくない。学校という枠から外れたら最後、社会からも取り残されてしまういま、そうした子供たちを“復活”させる塾がある。
広島県福山市にある「フジゼミ」塾長の藤岡克義さんは自身も中学で非行デビュー、高校を1か月で中退するなど一度は「普通の道」から外れたひとり。19歳一念発起し、「This is a pen.」から勉強して20歳で大学に進学。
2004年に設立したフジゼミには非行少年や学年最下位レベル、中卒生も多く通うが、生徒たちはみな自らの目標を見つけ、大学に進学したり資格を取得するなど、道を拓き歩み直している。
自身の経験を基に藤岡さんが投げかけるのは、“普通の道というレールを降りたら最後”といういまの教育システムへ疑問と、「回り道も悪くない」「“普通の子”にならなくてもいい」「大切なのは自分で道を決めること」などのメッセージだ。
学校や社会から置き去りにされてしまった子供はもちろん、そうした子に悩む親御さんに向けた「再生の希望」となる一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
中学卒業、高校に行って、偏差値に合った大学に進学。同級生と同じように、道を踏み外さないように歩んできたのに、大学を卒業したら突然「自分で道を見つけろ」と放り出されるいまの教育。夢や目標を見つける時間もない。
なんとなく毎日を歩んでしまっている人、道を見失ってしまった人、やり直してみたいと思う人、そんなすべての人たちの背中を押す教えが満載。
フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』でも特集され、話題になりました。
〈はじめに〉遠回りは人生の損じゃない
〈第一章〉回り道人生も悪くない
〈第二章〉ここが変かも、日本の教育
〈第三章〉なぜ、大学に行くのか
〈第四章〉やる気はかならず出る
〈第五章〉フジゼミは「学歴・経歴・年齢」不問
〈おわりに〉来たれ、「できない子」
藤岡 克義[フジオカ カツヨシ]
内容説明
人生ゼロからやり直せる「奇跡」と呼ばれる塾がある。ヤンキーが、学年最下位が、早稲田や明治に!道を見失っても、明るい未来は待っている。
目次
第1章 回り道人生も悪くない(回り道を経験したことがあるからこそわかったこと;私立中学を退学、ヤンキー中学へ ほか)
第2章 ここが変かも、日本の教育(遠回りができない日本の教育;現役至上主義という病 ほか)
第3章 なぜ、大学に行くのか(大学は「夢を見つける場所」でもいい;“典型的な大学生”の過ごし方 ほか)
第4章 やる気はかならず出る(無理矢理勉強したって意味がない;やる気が出るタイミング ほか)
第5章 フジゼミは「学歴・経歴・年齢」不問(「自分がしてもらったことを、返す番が来た」;「学歴・経歴・年齢」不問 ほか)
著者等紹介
藤岡克義[フジオカカツヨシ]
1975年広島県生まれ。高校を1か月で中退後、単身東京に出て酒類販売会社に住み込みで勤務。16歳の時に交通事故で右目の視力を失い、1年遅れで入学した二度目の高校も半年で中退。建築現場や作業現場、飲食店など様々な職業に就いた後、20歳で國學院大學経済学部に進学。株式会社大林組に就職後、2004年、学習塾「フジゼミ」を設立。高卒認定試験、看護師など各種資格試験、大学受験指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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