出版社内容情報
自然の中の生き物たちを鮮やかな色調で表現している写真家・高砂淳二。南極から赤道まで、陸・空・海の動物・植物・魚などの美しい一瞬を余すところなくとらえました。
写真家・高砂淳二氏の作品は、気持ちのいい自然の風景とそこに生きる生き物たちを鮮やかな色彩で表現して、自然を愛する人々に広い支持を受けています。今回の「life」は、海まわりの気持ちよさを表現して定評のある高砂氏が、そのフィールドを広げ、極寒の南極から赤道直下のガラパゴスに至る世界20か国の海、陸、空で出会ったさまざまないのちの表情を切り取っています。氷原で母親を待つアザラシの赤ちゃん、カメラに向かってアカンベーをするラッコ、飛び立つ練習をするアホウドリの子供、一緒に遊ぼうよと誘いにくるイルカetc。 思わずほほえんでしまうような、いのちの瞬間に、高砂氏は、温かくて見えない大きな意思を感じると言います。 私たちが忘れてしまいがちな大切な何かを思い出させ、気持ちが解き放たれる写真集です。
内容説明
氷原を走るペンギン、親子で遊ぶイルカ、散歩するヤドカリ、生まれたばかりのアザラシなど。思わずほほえむいのちの瞬間。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
159
ようこそ、暖かな大地へ。この星は不思議がいっぱい。凍える世界の裏側では太陽が燦々と照っていて、それが繰り返されている。真青な空を見上げると、大きな葉が茂る枝には白い鳥。黄色い花飾りを身につけて何処へ飛んでいくのかな。スカイブルーに浮かぶウミガメ、寄り添う鮮やかな魚たち。コバルトブルーを漂うイルカのペアが時の流れを忘れさせる。セルリアンブルーで笑いあうアシカと私。産毛のアホウドリが飛び立つ練習をした足跡が砂浜に残る。そして南極へ。ペンギンやアザラシは前を見つめている。静かな時間がこのまま続いたらいいのにね。2024/01/08
喪中の雨巫女。
6
《図書館》南の島のトロピカルな世界。ここは、夏真っ只中。2011/04/21
chocokuma
1
図書館本 強い生命力を感じる本。元気を貰いました。「新しい一日の始まり」2014/08/28
ゆき
0
動物たちの顔、顔、顔。可愛らしい。2015/08/04
なおみ
0
色彩の美しさも素晴らしいが、何より動物達の表情が生き生きしている!元気を貰えます。 ごちゃごちゃ考えずに、素直にシンプルに生きよう!と思える。高砂さんて、きっと素直で真っ直ぐな方だ。2021/06/17