日本文化の源流―北からの道・南からの道

日本文化の源流―北からの道・南からの道

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  • サイズ A5判/ページ数 451,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784093900829
  • NDC分類 389.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

アジアの視野から探る日本民族文化の源流。

国立民族学博物館で10年計画で行われた特別研究「日本民族文化の源流の比較研究」の総まとめのシンポジウム。日本民族文化形成の過程で果した、縄文、弥生、古墳時代の三つの画期が、その後の日本文化の発展に何を遺産として残したか。比較民族学から、交易、文化伝播、交流の道を視座におき、農耕、食、宗教、言語、日本人の起源などを学際的討論から究明する日本民族文化論の最新版。

内容説明

日本およびアジア周辺諸地域との比較研究を通して、従来の日本文化源流論の問題点を解明。「日本のなかの異族」と自然人類学からの「日本人起源論」のテーマを加え、ヒトや言語や文化の伝播、交流の道を探る。日本民族文化の形成と発展過程を究明する最新の論集。

目次

第1部 日本基層文化の形成を考える(東アジアの基層文化と日本;狩猟民文化と支配者文化―北アジアとの関連)
第2部 日本文化比較の視座から(食の文化―周辺諸民族文化との比較とその問題点をめぐって;日本神話の構造―神話の起源として区別される3層)
第3部 日本語と日本人(日本語の混合的特徴―オーストロネシア語族的要素について;日本人の成立―「弥生人渡来説」再考;日本のなかの異族)
総括討論 日本民族文化の形成期における三つの画期とその遺産

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