出版社内容情報
雅子さまの主治医が明かす愛子さま誕生秘話
今年25才になられる愛子さまご誕生までを、東宮職御用掛として母・雅子さまの主治医だった堤治医師が、その約300日を自ら綴った「堤ノート」をもとに明かします。
流産の悲しみを乗り越えられてのご懐妊、出産予定日を公表しなかった理由、批判を受けられながらも貫かれたご夫妻一緒の妊婦健診、秘密裏に決めた日本初の遠隔分娩監視装置導入、そして感動のご出産――お側で見続けてきた医師だからこそ語れるエピソードがふんだんに盛り込まれています。
また、日本の産科医療は皇室のお産がリードしてきたといえます。皇族の誕生という国家的プロジェクトには時の最先端医療が導入され、そののちそれらは広く国民に浸透してきた歴史があります。66年前、美智子さまの浩宮さまご出産から愛子さままでを当時の証言、資料とともにたどります。
「お産がとても楽しかった」
雅子さまはご出産後そう堤医師にお話しになりました。天皇陛下とともに新しい生命の誕生を待ちわびた日々を思い起こされ、万感の思いを込められたのでしょう。ご夫妻と堤医師の日々の交流も交えながら、天皇家の慶事を綴る皇室史に残る一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の堤治医師はとても穏やかで話しやすく、なんでも相談したくなる、そんな方です。
東宮職御用掛に就任し、雅子さまの主治医になられたときは相当な責任を感じたとお聞きしました。しかしご夫妻との時間を重ねるごとに、堤医師の人柄が当時雅子さまが抱えていらした重圧を吹き飛ばし、ご懐妊につながったのだと思いました。
人の命は等しく尊いものですが、こと皇室となると「畏れ」る気持ちが働くものかもしれません。今から66年前の天皇陛下のご誕生のころは、病院ではなく自宅での分娩がほとんどでした。天皇陛下は病院分娩でしたが、それを行うためには分娩室を新設したり、最先端の医療を導入するなど、まさに国家的プロジェクトとして多くの医師たちが緊張感のなかで関わったそうです。
当時のことも本書ではご紹介していますが、皇室、とりわけ天皇家のお産は大きな歴史的出来事であることを再認識しました。
愛子さまとご両親の深い愛はもちろんのこと、皇室と日本の産科医療のあゆみもたいへん興味深い一冊となっています。
【目次】
はじめに
第一章愛子さま誕生 前編
第二章陛下誕生編
第三章東宮職御用掛就任まで
第四章愛子さま誕生 後編
第五章巻末資料
おわりに
内容説明
超音波検査の際、殿下は「性別を調べ知らせる必要はない」と。雅子さまの主治医が明かす天皇家と日本の産科医療のあゆみ。
目次
第1章 愛子さま誕生 前編(「東大の堤でございます」;「東宮をよろしく」に身が引き締まった ほか)
第2章 陛下誕生編(美智子さまご懐妊をめぐる”先走り発表”;国民にサイレンで知らされた「皇子誕生」 ほか)
第3章 東宮職御用掛就任まで(「鉗子分娩」でこの世に生を受けた;『文藝春秋』を愛読し、「ニュートン」に惹かれた ほか)
第4章 愛子さま誕生 後編(宮内庁病院入りする私を付けてきた車;今までのお産では感じたことのない「荘厳」 ほか)
第5章 「楽しいお産」が普及するために―妊娠・出産のメカニズム解説(低下する出生数に反比例して増加する体外受精児数;愛子さまは「回旋」が大変お上手だった)
著者等紹介
堤治[ツツミオサム]
1950年5月29日、埼玉県秩父市生まれ。1976年東京大学医学部医学科卒業。1979年卵子研究を開始、博士号授与。1992年子宮筋腫・子宮内膜症等の内視鏡手術を東大病院で始動。1999年同大産科婦人科教授を経て2008年より山王病院病院長。現在は一般社団法人婦人科HIFU研究会代表理事として杉山産婦人科世田谷で子宮筋腫・子宮腺筋症のHIFU治療等、産婦人科診療に携わる。日本産科婦人科内視鏡学会、日本受精着床学会の理事長を歴任、産前産後ケア子育て支援学会副理事長、SBC医療大学客員教授。皇后雅子さまの愛子さま出産に際し、東宮職御用掛として主治医を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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