出版社内容情報
健康診断にダマされてはいけない
人間ドック学会が4月に発表した「血圧147でも健康」という新健康基準をめぐり、騒動となるなか、東海大学医学部名誉教授の著者は、「新基準は正しい。それでも血圧147は健康である」と断言する。著者はかつて、70万人を対象とした大規模調査をもとに男女別・年齢別の新健康基準を発表したことがあり、その数値は今回の基準とも合致するという。
本書では、その男女別・年齢別の新基準をもとに、血圧、中性脂肪、LDLコレステロール、空腹時血糖、BMIといった健康基準値が、これまでいかに歪められてきたかを明らかにする。日本では健康基準を厳しくすることで、製薬業界が儲かる仕組みが作られてきた。そうして飲まなくてもいい薬を飲むことにより、患者が「病気」にさせられるのが、健康診断のカラクリだったのだ。
本当の基準値を知れば、あなたはもっと長生きできる!
プロローグ 日本の「健康基準」は間違いだらけ
第1章 「血圧」180で薬を飲むと早死にする
第2章
内容説明
70万人調査で暴かれた「血圧」と「血糖値」の嘘。健康診断にダマされなければ長生きできる!これが本当の健康基準値。
目次
プロローグ 日本の「健康基準」は間違いだらけ
第1章 「血圧」180で薬を飲むと早死にする
第2章 「コレステロール」と「中性脂肪」は下げてはいけない
第3章 「血糖値」を上げる犯人は脂質ではなく炭水化物だ
第4章 「BMI」と「腹囲」は“ちょいメタ”がいい
第5章 歪められた健康基準に対する「処方箋」
付録 年齢別、男女別70万人調査でわかった新「健康基準値」一覧表
著者等紹介
大櫛陽一[オオグシヨウイチ]
1971年、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、88年より東海大学医学部教授。2004年、日本総合健診医学会シンポジウムで、全国約70万人の健康診断結果から日本初の男女別・年齢別基準範囲を発表。現在は東海大学名誉教授、大櫛医学情報研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
ごまらーゆ
ねええちゃんvol.2
Yoritoku Nakagawa
寿里子
-
- 和書
- 御物聚成 〈絵画 1〉