出版社内容情報
従業員わずか30人で、売上高2年で5倍。この大不況下に驚異的な躍進を遂げている会社があります。掲げる看板は「小さくても日本一元気な『総合商社』」。立ち上げたのは大手商社のリストラ組でした。
内容説明
大手には真似できない即断即決のスピード経営。人間対人間の泥臭い商売で年商83億円。大不況時代に旧来型「商い」で大躍進!ここには日本を元気にした時代の商社の姿がある。
目次
第1章 「ヘン」なもの扱って年商2年で5倍!
第2章 大手には真似できない「スピード経営」
第3章 社長なんてやりたくなかった
第4章 目指すは戦前の「鈴木商店」
第5章 路地裏商売の作り手たち
第6章 会社と社員が元気になるための「処方箋」
著者等紹介
寺井良治[テライリョウジ]
1962年、静岡県袋井市生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、1985年に日商岩井に入社。日商岩井タイ会社などを経て、2002年、日商岩井の子会社「イービストレード」の代表取締役社長に就任。その後、日商岩井がニチメンと合併し双日になりグループの傘下に。2008年には双日グループから脱退。この大不況下に売上高を2年で5倍に伸ばし、その経営手腕は「寺井マジック」と評される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
2
業界によって慣習が大きく違うため、ある業界では当たり前のことが別の業界では強みになることもある。大企業は確かに優秀だが、それなりのマーケットがなければ参入することはためらわれる。一方で小規模の場合にはそのようなところにも積極的に入っていくことが出来る。2017/11/12
がみ
1
サラッと読めました。伸びる会社はこんな感じなんですね。2017/12/27
箱入り嫁
1
最初に目に飛び込んできたのが、「ヘン」なもの扱って年商2年で5倍! 次に、私はベンチャーの社長なんかやりたくなかった。 えぇっ!と思いましたが、面白かったです。元気をもらえると思います。 私がビジネス書を好きな理由は会社と家庭はよく似ていると思うから。 どの顔を見ても元気いっぱい仕事をしている会社♪ どの顔を見ても元気いっぱいの家庭づくりに役立てたいなと思いました。 ポイントは『美点凝視』ですね(o^-^o) 2011/05/17
Megumi221
0
□2015/01/17
taiji
0
事業を展開する上では「どこに商圏を定めるか」の設定が大事。私の属する事業部も規模としては弱小なので、デフレ勝ち組大企業のスキマに今後どう攻め込むべきなのかヒントが見えた気がする。愛地球博でペットボトルの持込みが禁止された理由を知り得たのは想定外。2013/08/20