出版社内容情報
非礼で傲慢な「反日中国」に物申す
日本の外交がおかしい、崩れていると長年ジャーナリストとして活躍してきた古森義久氏は指摘する。2004年夏の中国各地でのサッカー・アジア杯で起きた中国人たちのあのすさまじい反日行動は、日本が掲げてきた外交標語の「日中友好」とはあまりに対照的であった。日本はなぜ中国の非礼で傲慢な態度をあらためさせることができないのか。中国「反日教育」や外務省「媚中外交」こそ日本の国益を損ねている。北朝鮮外交とて同じこと。自民党も外務省も日本国民の生命と安全という外交での最優先課題そのものである日本人拉致事件を長年にわたって無視してきたのだ。日本外交が目指す友好とは何なのか。『日中友好のまぼろし』『亡国の日本大使館』に続く著者渾身の3部作。
内容説明
中国「反日教育」と外務省「媚中外交」が日本の国益を損ねている。「日中友好のまぼろし」「亡国の日本大使館」に続く著者渾身の第三弾。
目次
序章 日本外交の大試練
第1章 日本外交の欠陥とは
第2章 亡国の素人外交官僚
第3章 中国から襲う「反日」の嵐
第4章 中国の「反日」教育の実態
第5章 対中外交を正す
第6章 軍事大国・中国の実像
第7章 中国経済の正しい読み方
第8章 北朝鮮政策での日本の孤立
第9章 米韓同盟崩壊の危機
第10章 アメリカをみる目のゆがみ
著者等紹介
古森義久[コモリヨシヒサ]
産経新聞ワシントン駐在編集特別委員。1941年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。米国ワシントン大学大学院留学後、毎日新聞社会部記者、サイゴン特派員、ワシントン特派員、政治部編集委員を務めた後、1987年産経新聞ロンドン支局長に就任。その後、ワシントン支局長、初代中国総局長を経て、現職。75年度ボーン国際記者賞、78年講談社ノンフィクション賞、82年日本新聞協会賞、93年日本記者クラブ賞をそれぞれ受賞
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