出版社内容情報
総括 戦後公安事件秘録
2025年3月で、オウム真理教による地下鉄サリン事件から30年を迎える。
当時、公安調査庁長官として捜査を担った緒方重威氏は91歳を迎えた。「思えば国家転覆を謀る勢力と戦い続けた日々だった」。
そう振り返る緒方氏が、自身が担った戦後の重大公安事件を総括する。
東大闘争、よど号ハイジャック、新宿騒擾事件、三菱重工ビル爆破事件、そして地下鉄サリン事件まで、最後の生き証人となった緒方氏が見た革命勢力との対峙風景。
内容説明
新宿騒擾事件、東大安田講堂事件、よど号ハイジャック事件、三菱重工ビル爆破事件、そして地下鉄サリン事件。元公安調査庁長官が明かす「国家転覆」勢力との攻防。
目次
第一章 オウム真理教
第二章 新宿騒擾事件
第三章 大学紛争
第四章 赤軍派の時代
第五章 爆弾闘争
第六章 公安調査庁
第七章 インテリジェンス・マスター
第八章 朝鮮総連
著者等紹介
緒方重威[オガタシゲタケ]
1934(昭和9)年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。23歳で司法試験に合格し、検事任官。甲府地検、東京地検などを経て、1984年に公安調査庁調査第二部長として在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の調査を担当。最高検察庁公安部長、公安調査庁長官を経て、1995(平成7)年に仙台高検検事長に。広島高検検事長を最後に定年退官し、弁護士となる。2005年(平成17)年瑞宝重光章受章(後に自主返納)
竹中明洋[タケナカアキヒロ]
1973(昭和48)年、山口県生まれ。NHK記者、衆議院議員秘書、「週刊文春」記者などを経てフリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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