出版社内容情報
思わず噴き出す!亡き母を綴る爆笑エッセイ
≪この本は、2023年12月31日に89歳で亡くなった母と過ごした不条理とドタバタを、ボケないうちに思い出しては笑ったり涙を流したりしながら綴った家族の記録であり母へのレクイエムです≫(「はじめのご挨拶」より)
中村メイコさんは2歳のときに映画デビュー。以来、映画やテレビ、ラジオなどで活躍を続け、89歳で亡くなる直前まで現役だった。そんな生涯女優であり続けたメイコさんの次女・神津はづきさんが綴った初著作が本書『ママはいつもつけまつげ』。
著者曰く「幼少期の仇も込めて”からくち”で書いてみました」という、愛情とユーモアが詰まったエッセイを35編収録。
≪母のことをご存じのかたはそんな母親だったのねと思いながら、母のことをご存じないかたは昭和のある芸能人家族の風変わりな日常の記録と思いながら、最後までお付き合いいただけましたら幸いです≫
そんなわけで、昭和のドタバタ喜劇を地で行く、ウソのようなホントの風変わりな話がたっぷりと! ぜひ笑い転げながらお読みください。
装画は『おいピータン!!』や『おんなの窓』シリーズでお馴染みの漫画家・伊藤理佐さんの描き下ろしです。
【編集担当からのおすすめ情報】
亡くなった中村メイコさんの在りし日のことを娘・神津はづきさんが綴った回想記、ですが、そこは中村メイコさんのこと。神津はづきさんのユーモアたっぷりの筆致で母娘の姿がありありと浮かび、何度読んでも頬が緩みます。
母と娘の関係に悩んでいるかたも多い昨今ですが、はづきさんが最初に「ママは変!」と思ったのは4歳のとき。以来、57年間の「ママは変!」の蓄積がこの本に注ぎ込まれています。全国の母親(と困った母親に悩む子供)を勇気づける(元気づける)本になっていて、映像化求む!の一冊です。
内容説明
いつだって、ちょっとダメな母だった―女優・中村メイコさん没後1年。思わず噴き出す!本邦初の爆笑&辛口回想録。
目次
ガランとした衣装部屋に大量の帯揚げ
「ママは変!」父に直談判した日
父と母のわけわかめな新婚生活
世にも恐ろしき昭和ナイトと絨毯バー
泥棒が我が家から盗んだのは100万円と
ひばりさんちで日本舞踊を習う
お正月にひばりさんと観た映画の結末は!?
母がくれたキラッキラのものさし入れ
母はゴルフ場でも遊園地でも女優
休日は家族で花札、食事はキャンティへ
我が家の食卓のルールは厳しくて
サンドイッチマンになった姉に憧れた妹は
爪が凶器のオシャレした怪獣との戦い
郷ひろみさんは我が家のミッキーマウス
オジサンオバサンがお正月にやってきた
家出してディスコに逃げ込む母を迎えに
お茶碗とお椀はピサの斜塔の如く
今だから言える試験前日の水割りセットの話
伊東四朗さんが見破った差し入れの秘密
カンナがくれた「母の取説」in NY〔ほか〕
著者等紹介
神津はづき[コウヅハヅキ]
1962年8月31日東京都生まれ。東洋英和女学院高等部を卒業後、ニューヨークへ留学。帰国後、母親の後を継いで女優となる。1992年、俳優・杉本哲太と結婚。一男一女の母。現在は…年に2回ほど俳優、月に2回ほど刺繍の先生をするほか、本物の大人に必要なアイテムを制作しようと受注ブランド『Petit Tailor R60』を展開中。今後の夢は盛りだくさん(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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