出版社内容情報
喜劇王が初めて明かす「とんねるず」の真実
木梨憲武が還暦を期に書き下ろした本格自叙伝!
祖師谷・木梨サイクルの幼少期。
全国制覇を目指した帝京高校サッカー部。
新宿中央公園でのネタ合わせ。
駆け上ったテレビのスターダム。
テレビバラエティの栄枯盛衰。
愛妻・安田成美。
「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側。
そして、盟友・石橋貴明との本当の関係。
エンタテイメントを取り巻く時代の劇的な移り変わりを、彼は何を武器にして、どう生き抜いてきたか。
喜劇王の知られざる歓喜と苦悩がいま明かされる。
~~~
俺たちをおもしろがってくれて、40代、50代、60代と一緒に年齢を重ねてきた「とんねるず」世代にも、感謝や恩返しがしたい。そういう人たちの中には、このところの暗くて冷え込んだ世の中の影響で気分的に落ち込んだり、長年勤めた会社で定年を迎えたりして、人生の次なるステップを見つけられずに、迷子になっている人も少なくないんじゃないかな。そんな人たちに、俺という人間を知ってもらい、そして、もしそこに人生の後半戦を生きる「ヒント」みたいなものがあるとするならば、参考にしてくれたらうれしいと思う。(「プロローグ」より)
~~~
内容説明
著者初の本格自叙伝。
目次
第1章 一旦撤収
第2章 祖師谷
第3章 部室
第4章 結成前夜
第5章 新宿中央公園
第6章 ゴールデンタイム
第7章 アライバル
第8章 家族
第9章 石橋貴明
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
84
とにかく明るくてポジティブ、そして感謝・感謝の繰り返し、そんな一冊。「とんねるず」って芸人?歌手?ドラマにも出演、その枠にはまらない活動に魅力を感じていた。「とんねるず」の企画・番組は面白いが、もっと楽しいのはノリさんの笑顔。女装したり変顔したり、それを自ら楽しんでいてそれがすごく好き。見ていると一緒に楽しくなる。この本に登場するアフターの活動場もバブル期の当時流行りの店が多数で懐かしい。これからも楽しい事をやってくれそうで期待大。2024/02/23
Y2K☮
30
東京出身ならではのある種の劣等感は理解できる。アーティスト活動について初めて知った。ラテン系ド直球の相方とは異なり(その印象も実は浅いと本書から学んだけど)芸達者で器用な人だと思っていたが、想像以上にアドリブ志向。昭和のいい意味でのでたらめさや面倒なシステムに無関心な大らかさを、ぜひ何らかの形で令和の世に残してほしい。「情けねえ」はいま聴くとまた違った意味を感じそう。あと「ラスタとんねるず」にほぼ触れていない気がする。いつかジャイアント将棋をまた見たい。あの豪華ゲストを再現するのは難しいかもしれないけど。2024/03/05
TAKA
30
小学生の頃にお笑いスター誕生で見て以来、ファンになったとんねるず。みなさんのおかげです、した、や生ダラなんかは毎週録画して食い入るように見ていたくらい、完全にハマってた。色々真似して皆んなで盛り上がって騒いでたあの頃が懐かしい。これからも期待してますよ。2024/02/10
読書は人生を明るく照らす灯り
21
📕読んだ理由📕大好きな木梨憲武さんの自伝に興味があった 📘読んだ感想📘とんねるず!コントあり、音楽あり、芸術あり、なんでもあり。はちゃめちゃだなぁ!と思ってテレビで見ていたけど、振り返ると、自由に好き放題生きて羨ましい!と思える。二人ともいい歳の取り方している。木梨さんの生き方や考え方は、心と体の不調を抱えている人の参考になりそう 📗読んだ後の行動📗木梨憲武さんのインスタライブを見る 2024/04/11
いとしん
17
「自分はとんねるず世代だ」っていう言い方はあんまり好きじゃないけど、思えばずっと好きなとんねるず。憲さんはここ何年かでも、個展見に行ったり毎週土曜のラジオ聞いたり、現在進行形で楽しませてもらってます。最高。あっけらかんとしてる様で、考えることはすごく考えて、でもやっぱりあっけらかんとしてる。仲間を、家族を、本当に大事にする。あととにかく明るく、何でも笑える方を選ぶ。スマホと愛の歌にせつかれて、人より自分、与えるより貰う、が重要に思えてくる自分は、やっぱり憲さんを追いかけていこうと思いを新たにしました。2024/04/19