出版社内容情報
仙台弁こけしの愉快な春夏秋冬4コマ漫画
仙台宮城のご当地キャラクター仙台弁こけしが4コマ漫画になりました。仙台弁こけしは、その名の通り「いぎなし」(とても)なまっている仙台弁を話すこけし。本書では春編・夏編・秋編・冬編・番外編と、4コマ漫画を104本収録。4コマ漫画にはご当地あるあるコラムがつき読み応え抜群。可愛いこけしちゃんたちと、仙台宮城の春夏秋冬を巡りながら、仙台弁の世界を味わい尽くしてください。
監修は東北大学教授で方言研究の第一人者小林隆氏。
【編集担当からのおすすめ情報】
どこかホッとする方言をあらためて知り、ぜひ日常でも使ってみてください。きっと心がほっこりすることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
19
とにかくこけしのイラストが可愛くて手に取った。和む♡ 以前、あるワイドショーの中で、インタビューを受けた日本在住の外国人の方が日本語は難しい、特に方言の事だと言っていたのを聞いた。海外の言語にも訛りはあるはずだが、どうもそれらとは違う質のモノらしい。 確かに同じ単語でもエリアで微妙に意味合いは異なるだろう。事実、今著にあった仙台弁の単語と生まれ故郷の鹿児島の単語、耳馴染みのせいだろうか?全然違ったものだった。 改めて方言の良さ、温もりの伝わって来る一冊で、軽くボケツッコミや豆知識もあるのでオススメです。2023/05/28
ふじ
16
郷土本。仙台弁こけしが4コマで仙台弁を教えてくれる。仙台弁=旧仙台藩の方言。なので範囲は思いの外広い。というか北東北や北海道で通じる物も半分くらいあるから、これ仙台弁です!と言われると若干モヤる。ジャスや擬音系、ばんつぁん、いぎなり、〇〇なや、〇〇なっしゃ、〇〇だっちゃ、あたりは宮城に来て初めて聞いたかも。全体的に訛ってるからネイティブ以外は読むのに困りそう。2023/08/14
ゆるまる子
10
(2023年106冊目)宮城県に住んでいると、ちらほら見かける「仙台弁こけし」ちゃん。かわいいなと思っていたら本になりました。私は隣県の福島県出身なので方言は似ているところがありますが、「いずい」「〜だっちゃ」は宮城だな〜と思って聞いています。「んだがら」「いきなり」はよく使っていて「ゴミをなげる」を関東に住んでいた時に職場で普通に言ったら「投げなくてもいいよ」と言われて、そこで方言に気づいた事があった笑。方言は癒されますね。たまに読み返して癒されたい。(2023年/小学館)2023/06/26