内容説明
東京裁判で唯一「日本無罪」を主張した判事による「真理の裁き」。1235枚に及ぶ東京裁判への「反対意見書」に心血を注いだパール判事の「法廷の闘い」とは。
目次
「憲法9条」と「ガンジー主義」は全く違う!
パール判事は「憲法9条」を「ガンジー主義」と言ったのか
パールは日本無罪論者を信頼した
不当に歪められたパール像を正す
「パール判決の真意」って何だ?
西部邁氏の誤謬を正す
護憲論者が「平和憲法」を修正するか?
国際法は歴史の蓄積で成り立つ
パールは東京裁判を「一部肯定」したという珍説
パールは「道義的責任」など指摘していない
ヤスパースの「戦争の罪」の分類
「戦争責任ありき」の戦後脳でテキストは読めない
「パール判決書」は偽善を憎む恐るべき書なり
「パール判決書」の最重点は何か?
パールは「反共主義者」だったのか?
パールは「南京事件」をどう見たのか?
パール判決書はこうして歪められた
田中正明氏の「改竄問題」とは何だったのか
パールに申し訳ない被占領日本人の体たらく
「日本無罪論」はミスリーディングか?:解題 パール判決書内
パールの遺言
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
昭和28年福岡生まれ。昭和51年、大学在学中に描いたデビュー作『東大一直線』が大ヒット。以降『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』(昭和63年、小学館漫画賞受賞)などギャグ漫画に新風を巻き起こす。平成4年、『SPA!』(扶桑社)にて世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』(幻冬舎文庫(1)~(9))を連載開始、その後、平成7年から『SAPIO』(小学館)に戦いの場を移し『新・ゴーマニズム宣言』を大反響連載、平成18年に完結した(単行本は小学館から(1)~(15))。現在は『SAPIO』にて、再び『ゴーマニズム宣言』を強力連載中のほか『ビッグコミック』(小学館)に『遅咲きじじい』を連載、季刊誌『わしズム』(小学館)の責任編集長を務めるなど、さらに新しい挑戦を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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