「トランプ信者」潜入一年―私の目の前で民主主義が死んだ

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「トランプ信者」潜入一年―私の目の前で民主主義が死んだ

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  • サイズ 46判/ページ数 463p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888523
  • NDC分類 314.895
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これは”対岸の火事”ではない!

ユニクロ、アマゾンの潜入ジャーナリストが単身渡米。トランプ陣営の選挙スタッフとなり戸別訪問1000軒超。「議事堂襲撃」では、警官の催涙スプレーまで浴びてーー「分断」「狂信」「暴動」すべて内側から見た。コロナ禍でノーマスク集団に囲まれ、時にQアノンに陰謀論を説かれ、時に反トランプ派に中指を立てられ、時にBLM暴動の銃声を聞きながら、たった独りでフェイクニュースと闘い続けた“不屈のルポルタージュ”、ついに刊行。
〈一見すると堅牢にも見える民主主義は、私たちが信じているほど盤石ではなく、意外な脆弱性をはらんでいる。アメリカで起こった”トランプ現象”を追いかけながら、民主主義が、どうやって道を踏み外し、どのように機能不全に陥り、崩壊の危機に直面するのかを考えていこう。〉(プロローグより)




【編集担当からのおすすめ情報】
トランプ陣営の選挙ボランティアをしながら、アメリカ大統領選を取材したいーー著者から最初に聞いたとき、まさかこのようなことになるとは思いませんでした。新型コロナの感染拡大、トランプ敗北、そして「連邦議事堂襲撃事件」の惨劇。著者はあらゆる現場に足を運び、「民主主義が死んだ」その瞬間までの一部始終を目撃しました。日本で進みつつある「分断」に目を向けると、決して対岸の火事とは言えないーー著者の警鐘は今後のこの国に大きく響くことでしょう。

内容説明

ユニクロ、アマゾンの潜入ジャーナリストが単身渡米。トランプ陣営の選挙スタッフとなり戸別訪問1000軒超。「議事堂襲撃」では警官の催涙スプレーまで浴びて―コロナ禍でノーマスク集団に囲まれ、時にQアノンに陰謀論を説かれ、時に反トランプ派に中指を立てられ、時にBLM暴動の銃声を聞きながら、たった独りでフェイクニュースと闘い続けた不屈のルポルタージュ。

目次

プロローグ アメリカの民主主義が死んだ日
第1章 トランプ劇場に魅せられて
第2章 冴えないバイデンが大統領候補になるまで
第3章 「共和党選挙ボランティア」潜入記(前編)
第4章 新型コロナVSトランプの泥仕合
第5章 BLM暴動で闇に響いた銃声
第6章 そして大統領は感染した
第7章 ウソと陰謀論の亡者を生んだ「屈辱の夜」
第8章 「共和党選挙ボランティア」潜入記(後編)
第9章 勝利を信じて疑わない“トランプ信者”の誕生
第10章 Qアノンと行く「連邦議事堂襲撃」への道
エピローグ 民主主義の守り方

著者等紹介

横田増生[ヨコタマスオ]
1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号を取得。93年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務める。99年よりフリーランスとして活躍。2020年、『潜入ルポ amazon帝国』で第19回新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

125
選挙で選ばれた大統領が平然と嘘をつき民主主義を破壊するのを、当の民衆が熱狂的に支持する。21世紀のアメリカで信じ難い光景を目撃しながら、当時は「なぜ」との疑問に応える報道はなかった。トランプ支持者の内部に1年間潜入取材した本書は、陰謀論に憑かれたアメリカ人の狂気を余すところなく暴く。聡明で理性的な国民が選挙で代表を選ぶ前提の民主主義は、感情的な狂信者をトランプのような有能なアジテーターに利用されたら呆気なく瓦解するのだ。どれだけ情報や技術が発展しても、人の弱さ愚かさは永遠に変わらない現実を見せつけられる。2022/07/03

HANA

76
侵入レポで有名な著者が、今回はトランプ陣営のボランティアに侵入。ただ著者の立ち位置が明確にアンチトランプなので、読むにあたって注意が必要。というかリベラル陣営の発言には違和感を覚えても何も書かないのに対し、トランプ陣営の発言には必ず嘲笑的な一言が加えられている。メディアリテラシーの発達した現在、こういうのは逆効果だと思う。で肝心の侵入レポだけど、これについては約十章のうち二章が当てられているだけ。それも主に会った人とのインタビューが中心で、思ってたのと違う。凡百のトランプ批判本と変わるものではなかった。2022/05/26

川越読書旅団

28
対岸にいる我々(一部そうでない人間もいるようだが)にとっては奇行・愚行にしか映らないトランプの発言をなぜあれだけ多くの米国民が支持をするのか、実際ボランティアとして選挙活動に参加し、多くの謂わゆる「信者」とのインタビューを通じ非常にクリアーに解説するルポ。サクッと読めて良い。2023/04/15

くさてる

25
同じくトランプ信者に取材した金成隆一さんの本を思い出しながら読んだ。おふたりとも違う視点を持っているはずなのに、浮かび上がってくるトランプとかれの信者の姿にある、不思議なほどの熱狂と問題は同じものだと感じた。民主主義がどうこうという以前に、陰謀論の持つ力の恐ろしさがリアルだった。2022/07/26

makimakimasa

20
再選を機に即購入。前回政権のごたごたした終わり方のおさらい。カジノ事業で失敗し6回倒産。88年ブッシュの副大統領に自らを売り込み政治野心を表し、共和党と民主党を節操無く行き来、12年の晩餐会でオバマにコケにされて復讐を決意。著者が「ファクトチェックとの闘いだった」と述べている様に、息をする様に嘘を吐き、都合の悪いニュースは全てフェイクと決め付け、信者もそれに追随。だが流石にコロナ禍の対応が甘く支持を落とし、負け戦を覚悟して郵便投票は不正との陰謀論を蒔き始める。そして顧問弁護士ジュリアーニに乗せられ泥沼へ。2024/12/05

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