出版社内容情報
元世界的スターの日本人妻が語る衝撃の真実
ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)といえば、70年代後半に日本はもとより世界中を熱狂させたアイドルロックバンドだった。数々のミリオンセラーを連発し、中でも「Saturday Night」は全米No.1ヒットになり、今でも曲がかかることもある。そのBCRでひときわ人気者だったのがボーカルのレスリー・マッコーエンだった。彼の行くところは常に黄色い声援に包まれていた。
そのレスリーが突然亡くなったのは2021年4月のことだった。出会いから数えて42年間、連れ添ったのは日本人妻のケイコさんだ。彼女が語る生前のレスリーの素顔は驚くべきことの連続だ。
複数の女性との不倫、ドラッグ中毒にアルコール中毒、そして17歳のときに男性にレイプされてからはバイセクシャルでもあったという。そのようなことが続けば、妻は悩み苦しむのは当然だ。別れたい、死にたいと思ったことも1度や2度ではない。それでも彼女がレスリーの元を離れなかったのには、どのような理由があったのか。そこには周りからはわからない、二人だけの深い絆があったのだ。知られざる事実に衝撃を受けることは必至の内容だ。
【編集担当からのおすすめ情報】
ベイ・シティ・ローラーズが日本中を席巻したのは、私が中学2年生のときでした。同級生の女子生徒たちはタータンチェックのマフラーを巻き、男子生徒の間ではバンドを組むことがブームとなったほどでした。まさに大スターでした。
その中でも1番人気だったレスリーの妻となったケイコさんによる独白の内容は衝撃の連続です。レスリーの素顔、そして2人だけにしかわからない愛の形というものが理解できると思います。
内容説明
知られざる衝撃の真実!別れたい、死にたいと何度も思った―。「ドラッグとアルコール依存」「数え切れない浮気相手」「バイセクシャル告白」…それでも彼女が離婚しなかった理由とは?BCR(ベイ・シティ・ローラーズ)の元リードボーカル、レスリー・マッコーエンとの波瀾万丈の夫婦生活を語り尽くす。
目次
序章 死を覚悟していた最後の日々
第1章 二人の出会いから結婚まで
第2章 大阪・西成で生きる力を育んだ
第3章 新婚生活と異変の始まり
第4章 お酒と女と傷心の日々
第5章 レスリーの衝撃の告白
終章 遺された私とジュウベイのために
著者等紹介
マッコーエン,ケイコ[マッコーエン,ケイコ] [McKeown,Keiko]
旧姓は月岡啓子。1947年、兵庫県神戸市生まれ。神戸市立雲中小学校卒業。中学校は卒業証書をもらえず。大阪の美容学校を卒業ののち、ゴーゴーガールとなる。71年、イギリスに渡り、83年、元ベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンと結婚し、翌84年、一人息子のジュウベイ(十兵衛)が生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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