ベトナムを知れば見えてくる日本の危機―「対中警戒感」を共有する新・同盟国

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ベトナムを知れば見えてくる日本の危機―「対中警戒感」を共有する新・同盟国

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888233
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

出版社内容情報

なぜ、今ベトナムが重要なのか?

2020年3月まで駐ベトナム全権大使を務めた著者による核心リポート。〈中国の超大国化と南シナ海、東シナ海における「力」の行使、アセアン分断化等が顕著になる情勢下、東アジア諸国の中で、ベトナムは日本にとって最も信頼できる国となった。ベトナムがより強く、より繁栄した国になることは、ベトナムのために重要なだけでなく、東アジア地域全体の繁栄と安定にとっても重要である。日本はできるだけベトナムとの連携を強化し、発展努力を支えたい〉――。
長年中国と対峙して染みついた「中国を信用してはいけない」というのがベトナムの行動原理。対中リテラシーでは学ぶべきところが多い。ベトナムの歴史から日本が学ぶべき対中国に関する教訓や中国が「敵」に対して駆使する三つの戦法(法律戦、世論戦、心理戦)は必見。
さらに、第二次世界大戦後にベトナムに残留した日本兵の遺児らの墓参についても詳報。さらに、進出日系企業ASEAN1位という経済力など、新同盟国ベトナムを縦横無尽に活写する。

内容説明

中国の超大国化による「力」の行使、ASEAN分断化等が顕著になる情勢下、アジアの中で、「自然の同盟国」といわれるベトナムは日本にとって最も信頼できる国となった。中国に関する情報収集能力が世界でもトップレベルのベトナムに学ぶべき教訓は多く、ベトナムがより強く、繁栄した国になることは、日本にとっても重要である。前・駐ベトナム全権大使による核心リポート。

目次

第1章 日越両国、この100年
第2章 自然の同盟国―ベトナムの重要性が増した理由1
第3章 日本の少子高齢化、労働力不足問題とベトナム―ベトナムの重要性が増した理由2
第4章 歴史的転換期を迎えているベトナム経済―ベトナムの重要性が増した理由3
第5章 似て非なるベトナムと中国
第6章 ベトナムの改革努力
第7章 世界有数の親日国ベトナム

著者等紹介

梅田邦夫[ウメダクニオ]
1954年3月、広島県生まれ。1978年、外務省入省後、ペルー、アメリカ、国際連合、中国などの海外勤務や本省勤務を経て、2014年、駐ブラジル全権大使、2016年、駐ベトナム全権大使を歴任。2020年4月の退職後は、日本経済研究所上席研究主幹。外国人材共生支援全国協会(NAGOMI)副会長、ベトナム協会理事。さらに日本サッカー協会国際委員や川崎フロンターレ非常勤顧問も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sakadonohito

10
駐ベトナム全権大使を努めたことがある方が書いた本。ベトナムがどのように中国と対しているか、また同じ共産党政権でありながら違うところ、そして日本との関係性などについて書いている。杉良太郎氏がベトナム支援と親善活動をしていることを初めて知りました。年間何人も若い女性が中国農村部に連れ去られているらしい(2016年から3年間で2600人以上)。中国農村部では約3000万人の嫁不足らしい。日本の若い女性もそのうち同じ目に遭う人出てくるかもしれませんね。。2024/12/05

とみた

2
「自然の同盟国」今日ベトナムは日本にとって外交的、経済的に非常に重要なパートナー。ベトナムは中国に支配されたり何度も戦争をしてきたので共産党国家同士だけれども仲が悪い。どこかの国とは違いベトナムの共産党は比較的穏健。日本に来ている技能実習生で一番多いのがベトナム人。コネ 、カネのない人は要職につくことは難しいので国外に食を求め出ていくケースがあるユニクロ、ホンダ、イオンなど多くの日系企業がベトナムに進出している。皇室との交流も盛ん。 2024/12/25

Go Extreme

2
日越両国、この100年 自然の同盟国―ベトナムの重要性が増した理由1:ベトナムから見た中国 中国の飛躍と蛮行 日本とベトナムとの関係  日本の少子高齢化、労働力不足問題とベトナム―ベトナムの重要性が増した理由2:ベトナムのマンパワーに頼る日本 歴史的転換期を迎えているベトナム経済―ベトナムの重要性が増した理由3:ベトナム経済の現状 日越間の経済関係緊密化 ベトナムの持続的成長に向けた課題 似て非なるベトナムと中国:ベトナム共産党の独自性 中国とベトナムの相違点 ベトナムの改革努力 世界有数の親日国ベトナム2021/07/15

おしょうゆ

1
ハノイ一人旅中に読了。タイトルからして著者の思想を強く感じる書き口だったが、そこが良い。バイク大国のベトナムにホンダが全国の小学1年生に毎年200万個のヘルメットを寄贈していることに驚くとともに誇らしい気持ちになる。あんなに褒められた大谷さんのグローブ寄贈は6万個らしいので、この規模の大きさが窺える。今住んでいるタイと比べても圧倒的にヘルメット着用率が高かったことに日本の会社が貢献しているのは素直に嬉しい。他にも技能実習制度や留学のために日本に来るベトナム人の実態も解像度が高く説明されている。2024/04/20

dragon

1
ベトナムの歴史やベトナムと日本の関係の歴史がよく理解できる。また、同じ共産主義の中国とベトナムの違いもなるほどと思わせる内容だった。最近の国家主席の退任によりベトナムの権力構造が変化するのかどうかが気になりますね。2023/07/31

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