どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?―ベーシックサービスという革命

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どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?―ベーシックサービスという革命

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888196
  • NDC分類 364
  • Cコード C0036

出版社内容情報

貯蓄ゼロでも不安ゼロな社会は実現できる!

著者は、2018年、「医療、介護、教育、障がい者福祉のすべてが無償。貯蓄ゼロでも不安ゼロな社会」
を実現するための方法<ベーシックサービス>を発表。
消費税増税の必要性に切り込み、賛否両論を巻き起こしました。
本書はその入門書にして決定版。
なぜ忌み嫌われる「消費税増税」が「格差なき社会」につながるのかを、
軽やかにひもといていきます。

本書には、「社会」という言葉が294件も出てきます。
著者は本気で、税の使い道を通じ、社会を語ろう、社会を変えよう、身近を革命しよう、
と私たちに迫ります。
「人口減少、高齢化、経済の長期停滞、まさに『縮減の世紀』がはじまりました。
のぞましい社会を語りあうのは、いまです。いまなら間にあいます。
これは、知的遊戯ではありません。僕たちの自由を守るための『静かな闘い』です」
……東大を出て大学教授になった“勝ち組”(らしき)著者が、
なぜこんな無骨なまでに熱く語るのでしょうか?
ベーシックサービス理論とふかく結びつく、著者の壮絶な過去もあますところなく語られます。
著者渾身の静かな、しかし胸熱の闘いに、ぜひあなたも加わってください。


【編集担当からのおすすめ情報】
【著者について】

井手英策 (いで えいさく)
1972年、久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。著書に『幸福の増税論 財政はだれのために』(岩波書店)、『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』(集英社)、『欲望の経済を終わらせる』(集英社インターナショナル)、『18歳からの格差論』『いまこそ税と社会保障の話をしよう! 』(いずれも東洋経済新報社)、『ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ』(毎日新聞出版)ほか多数。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。

内容説明

救済はいいことだけど、救われる人間の心には、屈辱が刻みこまれる。どうやって「弱者を助けるか」、ではなく、どうすれば「弱者を生まない」社会をつくれるのか―その答えがこの一冊に!「共にある」を否定するBI(ベーシックインカム)との違いも明らかに。「ベーシックサービス」入門書にして決定版。

目次

序章 不条理に怒りを!
第1章 政治に負けて生まれたベーシックサービス
第2章 私の幸せとあなたの幸せをひとつに
第3章 できる大改革できない大改革
第4章 新型コロナウイルスが教えてくれたこと
第5章 ベーシックサービス、その先へ

著者等紹介

井手英策[イデエイサク]
1972年、福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

60
井手先生の本はわかりやすい。ベーシックサービス、実現できたらこれから高齢者に向かっていく身分にとってはありがたい。図書館もそうだけど、それを利用する一部の人間にとって利があるようになりはしないか。平等なようで平等でない。ベーシックインカムなら個人の自由に使える。が、どちらも財源にムリがある。2021/08/03

けんとまん1007

52
ベーシックサービスという言葉を認識できていなかった。最初は、ベーシックインカムとどう違うのだろう?という程度。今回、この本を読む中で、以前に読んだ井手さんの著作が蘇ってきて、ストンと腑に落ちた。井手さんも書かれているとおり、どこまでがベーシックなのかはあるが、基本思想として考える価値はあると思う。内容は異なるが、やはり、自分自身の原体験は、価値観に大きな影響をもたらすのは、井手さんの言われるとおり。自分も一昨年、そんな経験をした。人間は人と人の間で生きていく・・・というフレーズが心に沁みる。2022/02/05

レモン

32
著者の熱量が高いけれど決して熱苦しくはない。日本は弱者に厳しく自己責任、他者に不寛容な国というイメージなのだが、意識レベルで変わっていけるのかな。ベーシック・インカムではなくベーシック・サービスを選択する理由や消費税増税で財源を賄う理由も納得できたが、政府を信用できない気持ちはやはり消えない。でもどちらかと言うと、著者の活動を応援したい。2023/08/09

Francis

13
発売された25日に購入し、翌日から読み始めて二日で読了。私も個人的に知っている経済学者の井手英策さんの最新刊。井手さんの生い立ち、民進党の政策形成に参加した際の経験、そしてコロナ禍での自粛ムードなどに対する考察を経て、井手さんの考え方がより深められていることが理解できる。井手さんの唱える「ベーシックサービス」とは何か。それはベーシックインカムとどう異なるのかなどが分かりやすく語られている。「さあ、社会を語ろう、そして変えよう  一緒に!」2021/06/27

しらたま

11
女性の賃金が低く離婚しても養育費ももらえず、家事育児介護は負っている日本。ベーシックインカムこそ、その母子への救済策と思っていたが。現金給付で生じる不公平感は、新たな社会の分断を生む。格差を小さくするには、消費税を上げみなが負担し、医療教育介護等のベーシックサービスを無料化する方がいいという説、納得です。ベーシックサービスと品位ある命の補償が確立されれば、誰もが働くことを楽しめる社会になるのでは。社会保障をベーシックインカムに置き換え、所得格差があるまま医療や介護を自己責任で、は、まさにディストピアです。2021/10/07

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